20年前ボーンフィッシュで絶対的釣果を上げる為にキャスティングスルに磨きをかけた時期があった。

半年かけて毎日キャスト練習をし、遠投に必要な筋トレをジムに行ってフライキャスティングに必要な筋力を鍛え上げた。

そのお陰でシングルの#10番ロッドでも40メートルはコンスタントに投げれる様になった。

しかし釣果は上がらなかった。

 

遥か遠くにボーンフィシュのテーリングを見つけ狙い撃っても何故か釣れない。

キャストスキルの向上に反比例して釣果は落ちた。

何故か遠くの魚がナーバスになるのだ。

結局魚の進行方向を定め、魚が見えるか見えないかの位置で慎重に狙い撃つ方が釣果が上がった。

その主な理由は、

”海の中には予想以上に生物が居るからだ”

その生物の上に太いフライラインを通すと自ずとその生物は警戒する。

結果周りの生物に伝達し、最終的に自分が狙った魚も警戒する。

 

この記事の釣行でも同じ事があった。

沖の魚は釣れなかったが、手前の魚は大量に釣れた。
 
広大な海では一見遠投すればする程釣れる様に思える。
しかし圧倒的に釣れやすいのは手前の魚だ。
海の中の状況をハッキリ識別でき、ラインもフライもコントロールしやすい。
そして岸に寄っている魚は食い気がある。
 
海のフライフィッシングで釣果を伸ばすには、
”遠投スキルを磨く前に自分がコントロール出来る事を増やす事”
これが最重要課題だ。
 
続く