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2.ラインのコントロール
魚の居場所と通り道を見つけた後そこにいる魚へフライをどの様に通すかが次のステップです。
ルアーフィッシングの場合細い糸の先に比重の高いルアーが付いている為ルアー自体をコントロールする事は比較的容易ですし、餌釣りの場合も細い糸を使っての釣りが可能な為針先のコントロールはそこまで難しくはありません。
しかしフライフィッシングの場合他の釣り方に比べて非常に太いラインを使用する為、水の流れや風の影響を大きく受けます。
水の流れや風の影響を大きく受けたフライラインはフライを思わぬ位置に不自然に引っ張る為魚の捕食位置から外れてしまいます。そうなると当たるけど乗らない状態になります。
川のシーバスをスイングで釣るときに如実に現れますが、ショートバイトで終わったり、バラしたり、ルアーでは70cm、80cm当たり前でもフライだと小型しか釣れない場合は100%ラインコントロール出来ない事が原因です。
続く