先々週だったか息子を連れてカマスの引っ掛け釣りに行ったのだが、ずっと疑問が残っていた。
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その港に入っているカマスは口を使わないから引っ掛けで無いと釣れないと地元の釣具屋オーナーと地元民の話だったのだが、果たして本当なのだろうか?
実際その港では引っ掛け釣り師しかいなかったので口を使うか使わないかがわからなかった。
そこで平日の午後潮止まり寸前の人気が少なそうな時間を見計らい出撃。
相変わらず数人の引っ掛け釣り師が堤防を占拠していたが、到着したタイミングで一家族帰ったのでそこへ入る。
相変わらず皆ガンガンカマスをかけてバケツに放り込んだり、背がけにして泳がせで鰤を狙っている。港の奥まった一角では朝からカマスを引っ掛けた釣り人達がせっせとカマスの解体に勤しんでいた。そのエリアだけで近隣のスーパーマーケットに流通している数よりも多いのではないかと疑ってしまう量だ。
ポイントに入って一投目タイプ4のシンキングラインでカウント30秒からスタート。意外にそれがビンゴ。
速攻で群れに当たったようで魚にフライが当たる感触があるのだが口を使う様子は無い。引っ掛けないように慎重に引き続けているとヒット。
カウントを変えながら群れの位置を把握すると30秒が丁度ドンピシャレンジな様で5秒前後ずらすと群れから外れるようで当たりも魚に触れる感触も無くなる。
群れの位置とレンジを探りながら投げ続けるとしっかりと喰ってくる。
少しコツがいるが群れの位置とレンジを意識して集中して釣っているとしっかり口を使い喰ってくる。
カマスの群れはまだまだ入っているようで引っ掛け釣りではガンガン引っ掛かっている。しかしいかがなものかと。意識すれば口を使わす事が出来、潮止まりには喰いが落ちる事を考えれば乱獲には繋がらない用に思うのだが。
実際サーモンやスティールヘッドは遡上時全く餌を取る事は無い。テクニックで魚に口を使わせて釣るのである。不届きにも引っ掛けて釣り、それを乱獲する様な人は居ない。そんな事をすれば直ぐに絶滅するだろう。まさかとは思うがカマスが絶滅なんて事にはならないで欲しいものである。