小平を歩いたこの日
お昼をいただきに立ち寄ったのは、小平ファーマーズマーケット「ムーちゃん広場」の向かいにある「龍福園」というお店です


こちら、どう見ても私がネイティブ系と呼ぶタイプの中国人経営の中国料理店で、普段ウォーキング先で出くわしてもほぼもれなくスルーするジャンルのお店ですが、これまでここを通りかかるたびに何度も目にしていますから、情が移ったというか、一度くらいは入ってみようかなという気になりました

ちなみに、こういうお店を「町中華」と呼ぶわかっていないご仁がいるかと思えば、流行り言葉に乗っかっているつもりなのか生半可に「ガチ中華」と呼ぶ軽薄音痴なご仁もいるようだけれど、どちらも見ていて恥ずかしいくらいの大間違いです
町にある中華・中国料理店だから「町中華」というわけではないし、「ガチ中華」というのは池袋あたりにあるような日本語はろくに通じないし、メニューもほとんど中国語のみ、さらに味の方も日本人の味覚を一切考慮しないようなお店のことを言う言葉
中国人経営だとはいえ、日本人の味覚に配慮した料理を出すのであろうこういうお店とは別物です


そういう勘違いした呼び方、仲間内との会話だけで言っているのならともかく、ネットのレビューなんぞに書いたりしたら、それこそ末代まで大恥を残すことになると思うんですが、当の本人はわかっていないままなのだから、まさに知らぬが仏ということなのでしょうね

それはそれとして…
思い返すと、こちら、以前は「満福楼」と名乗っていたはずで、てっきり新小平駅前にある「満福楼」の系列店かなと思っていたんだけれどなぁと思いながら店内へ

案内された席に着いて卓上を見れば、こちら今時らしくタブレットでオーダーするシステムらしい


そうとわかれば画面をスクロールさせながらひととおりメニューを検めてみましたが、なんとなくピンとくるものはなし
そういえば、お店の前に置かれた板書によると、本日の「日替定食(1,000円)」は「肉野菜の炒め+ミニ油淋鶏」だったよな


こうなったらその「日替定食」でいいかと狙いを定め、念のためお店の女性スタッフに確認したうえで、タブレットでは「本日一押定食」となっているボタンを選択→送信→発注しました

で、ややあってやってきた「肉野菜の炒め+ミニ油淋鶏」の「日替定食」一式
見れば「肉野菜の炒め」はやや遠慮がちなサイズだけれど、その分「油淋鶏」はとてもミニとは言えないような分量で、まるでメインが2品並んでいるような組み合わせです


まずは「肉野菜の炒め」からいただいてみれば、まるで町中華の料理のように香ばしく炒められていて口に合うし美味しい


一方、「油淋鶏」もカリッと揚がっているうえに、必要以上の酸味もなくて美味いな
鶏好きとして「油淋鶏」や「チキン南蛮」はいずれもかつては好物料理だったけれど、やたらと甘酢を効かせる(私としては)けしからん店に出くわすようになって避けるようになった料理
何事もやり過ぎはいかんよな


後半はいつものように「肉野菜の炒め」をごはんに乗せてフィニッシュです
それにしても…
毎度スルーしてきたから1度くらいダメ元で入ってみるのも義理というものだろうと思っていたけれど、こちら、思っていたよりもやってくれますね
都心部ではレトルトな蒸し鶏や業務用のクックドゥを使っているとしか思えない粗悪な中国料理店が増殖して久しいけれど、郊外にはこういう比較的良心的なお店が健在だということですかね

(6点/10点満点)