7月も今日が最終日
お昼時を迎えて外の様子をうかがってみれば、強烈な日差しがないぶん猛暑も少しは一段落しているように感じないでもないけれど、念のため引き続き地下ルートで向かったのは久しぶりの東京交通会館で、お目当ては「杜の都太助」というお店です


先週「吉野家」でかなり残念な牛たんをいただいたから、ここはなるべく早めに口直しをしておきたいところ

 

 


もっとも“牛たん本場の味を東京で味わえる”なんぞと豪語しているうえ、仙台の老舗「太助」の名を名乗るこちらのお店にしても、事前に調べてみようとしたところ出自・身元は皆目不明だから、実はとんだ一杯食わせもので、口直しどころかあえなく連敗という可能性もないでもないんですがね


いずれにしても、ハズレの牛たんほど始末の悪いものはないし、そういえば仙台の(本物の)「太助」についても、私的には必ずしもいい印象はなかったという不安要素もあったりします

 



店内に入って案内されたのはガラス越しに焼き台が見えるカウンター席


私が注文したのは「牛たん・ハラミ焼定食(2,080円)」で、牛たんに全振りせず、ハラミ焼を保険にするあたり、我ながらいかにも腰が引けたチョイスです
お店の方からは「とろろ」の有無を聞かれましたが、なんだかしょぼそうなものが出てくるような予感がしたのでなしにしておきます

そういえば、コロナ禍が落ち着いてからも、帰宅時の手洗いは習慣になっているけれど、お店でのアルコール消毒はめっきりやらなくなったな
まあ、お店の方にしても、神経質に消毒を求めたコロナ禍真っ盛りの頃とは違って、消毒液を置いていないと何を言われるかわからないから置いているということなのかもしれませんがね

で、ややあってやってきた「牛たん・ハラミ焼定食」


まずはテールスープの出来如何で本場度合いがわかるかもしれないなといただいてみたところ…
うん、悪くはないけれどいささか微妙なところで、少なくとも本場・本物の味としての圧倒的な主張まではありません


ならば牛たんはどうかといただいてみれば…
これまた悪くはないけれど微妙
少なくとも先週のいい口直しにはなったけれど、本場仙台の老舗の名を名乗るにはちょっと力不足にも感じますね

ちなみに、ハラミ焼については、肉質固めで味も今ひとつだったから、結果的に保険にも助っ人にもならなかったな

(7点/10点満点)