まだ梅雨は明けていないというのに猛暑の本日
でも、梅雨明け十日の暑さはこんなものじゃないよねと思いつつ、お昼時になって外に出ると、さすがに遠出をしようという気力が萎えていきます
実はこのところお昼時スタート時のルーティーンになっているのが新東京ビル地下の「魚治」のメニューチェックで、今日も指名手配中の「炙りえんがわ丼」「塩サバ重」ともに不在とわかれば、いつもならビルを出て有楽町方面に向かうのですが、さすがにこれだけ外が暑いとついつい横着をしたくなります
そういえば、こちらにも再訪課題メニューが残っていたよなと都合よく思い出したのが「魚治」の向かいにある「ぽど」


お昼時も既に半ばを過ぎているというのに、お店の前には女性ばかり数人が入店待ちをしているけれど、改めてビルの外の炎天下に出て歩くことを考えれば、この程度ならなんということはありません

ややあってカウンターに席を得て、私がオーダーしたのは再訪課題の「チャンジャビビンパ(1,000円)」


なんとなくビビンパだけでは寂しいことになりそうだから、単品で「鶏の唐揚げ(にんにく醬油)(200円)」も添えるとしましょう

ビビンパというと、独身で自炊をしていた頃、きゅうりのキューちゃんのようなパックに入ったナムルを買って来てよく作って食べたものだし、その後初めて石焼ビビンパを食べた時には、世の中にはまだこんな美味い物があったのかと感激したことを思い出します
今から四半世紀以上前の話ながら、当時は石鍋なんて出回っていなかったから、石焼ビビンパもどきを自作するには中華鍋を使っていたし、ゴルフ場の昼食に石焼ビビンパがあったのに喜んで頼んでみたら、添えられていたのがコチュジャンではなく豆板醤だったというお粗末なこともありました

で、そうこうするうちにやってきた「チャンジャビビンパ」と「鶏の唐揚げ(にんにく醬油)」


そういえば、東陽町勤務の頃、それまで食通ぶった自慢話をしていたお公家さんみたいな先輩が、ビビンパを混ぜずに食べてお里が知れたなんていうこともあったけれど、“ビビン(=混ぜる)”“パ(=ごはん)”だと知っている私は、よくかき混ぜてからいただいてみれば、味の方は想定通り

一方、「鶏の唐揚げ(にんにく醬油)」の方は、ややハードな揚がり具合だから、サイドメニューとしてならともかく、これをメインにごはんをいただくとなるとちょっと厳しいかもしれないな

いずれにしても、冷麺なんぞにはもともと手を出す気はないし、チゲ類でごはんなんていうのもあまり好みではない私としては、こちらの深掘り再訪もこのあたりで一区切りかな

(6点/10点満点)