えげつない雨降りだった前日とは一転して、よく晴れて気温も上がった本日のお昼時
やってきたのは有楽町にある「爐端」で、お目当ては前回見本写真の建蔽率の低さから注文を見送った「肉玉めし」です


まあ“元祖”と豪語するくらいの看板メニューのようだから、一度はいただいておかなくてはならないよなと思い直し、お店には大変失礼なことながら、ハズレ覚悟での再訪となりました

相変わらず味わい深い店内に入ると、案内されたのは炉端を囲むような相席前提のテーブル


テーブルには若い男女5人組がいて、すでにごはんを食べているけれど、2人いる女性のうち1人は、大きな器に入ったうどんとからあげのセットにギブアップ寸前になっています
…って、からあげに付くうどんはたしかミニサイズだったはずだから、そもそもあんなセット自体メニューにあったかな
まあ、汁物がわりにおまけで付く場合はともかく、私は専門店以外ではうどんには手を出さないからどうでもいいことではあるんですがね

私がオーダーしたのはもちろんそれがお目当てで来ている「肉玉めし(950円)」

で、ややあってやってきた「肉玉めし」は見本写真以上にスカスカの建蔽率だけれど、角煮を崩して展開すれば、それなりにごはんとアタマのバランスが良くなります


…って、うむむ
このルックスはもしかして…
いただいてみれば、角煮には仄かに中華っぽい香料を感じます
おいおい、やっぱりだぜ
“元祖”と主張するお店としてはおそらく否定するだろうけれど、これはほぼ「魯肉飯」…だよね
もし違いがあるとしても、ウエスタンラリアットとアックスボンバーの違いみたいなもので、ほとんど一緒でしょう
いずれにしても美味しくいただけるから、正体が何であろうと構わないんですがね

うーん
こうなると、いずれ機会をみて「オリエンタルめし」なんていうのも深掘りしてみたくなってきたな

(6点/10点満点)