本日のお昼は第2日比谷ビルの10階にある「SIAM」への再訪
私、パクチーはNGだし、酸っぱいトムヤムクンも苦手の上、タイのカレー料理のココナッツミルク味にもすっかり飽きてしまっているけれど、それでもタイ料理店に深掘り再訪をするケースが多いのは、それだけタイ料理には興味をそそられるメニューが多いということなのかもしれません
エレベーターで10階に上がり、案内された席に着けば、テーブルの上には悲しいお知らせ
ランチメニューを検めてみれば、軒並み200円以上値段が上がっているようだから結構な上げ幅です
しかも、深掘りメニューの候補のひとつと考えていた「チャーハンと小ラーメンセット」はメニュー落ちをしてしまったようです
いきなりトホホな展開ですが、この際是非に及ばずなので、もう一つの深掘りメニュー候補と考えていた「タイ風豚の角煮かけご飯(1,320円)」をオーダーしました
オーダーを済ませた後、もしかして「チャーハンと小ラーメンセット」を見落としてはいないかなとさらにメニューを隅々まで検めてみれば、結構突っ込みどころ満載の怪しい日本語だらけでちょっと和みます
こういう変な日本語、フィッシングメールなどで見ると腹が立つけれど、メニュー表記で一応意味が通じるのなら実害はないし、むしろそれだけこちらがネイティブな本格派だという証左だと言えなくもないですしね(笑)
で、ややあってやってきた「タイ風豚の角煮かけご飯」は、お前何でここにいるの?と言いたくなる姿
トレイの上には使途不明のスイートチリソースが添えられているけれど、まさかこれを使えば「魯肉飯」が“タイ風”になりますということなのかな
もしそうだとしても、私、スイートチリソースはあまり好きではないから使うのは遠慮しておきましょう
いただいてみれば、仄かに八角の風味を感じるところからしてまさに「魯肉飯」
まあ、正体が「魯肉飯」だとしても、これまでいただいてきた中ではかなり美味しい方の部類ですがね
私、タイにはまだ行ったことがないから、実際タイ現地でもこういう料理が出回っているのかどうかはわかりませんが、もしそうだとしたら、アジアの料理は国境を越えて繋がっているのだなと感心します
逆に、現地にはなく、これがあくまでもこちらのお店のオリジナル料理だとしたら、極端な話海鮮丼あたりを出して、スイートチリソースやナンプラーでどうぞとやれば、“タイ風”ということになっちゃうってことだよなぁ…
(7点/10点満点)