このところ週明けは決まって雨というパターンが続いていますが、今日も今日とて朝からはっきりしない天気
とはいえ、お昼になって外に出てみれば、空気の中に微かな水滴を感じるけれど、ギリギリのところでどうにか降らずに持ちこたえているような感じです
これなら傘なしで遠出もできるかなということでやってきたのは、有楽町のガード下の先「日比谷グルメゾン」にある「LIVE FISH MARKET」という“板前バル”を名乗るお店


帝国ホテル裏のこのあたりともなると、丸の内勤めの私にとってはもはや縄張りの外という感じですが、久しぶりに本格的な海鮮ランチがいただけそうな予感にワクワクしながら足を延ばしてみました

“バルってます”なんていう変な造語に苦笑いをしながら小洒落た造りの店内に入って案内されたのは、板場の前のカウンター席


ネタケースに並んでいるのは野菜ばかりで魚はないけれど、卓上に折敷などセットされているあたりは高級感を感じさせる演出です


目の前にタブレットが置かれているので、今時らしくこれでオーダーするのかなと思いきや、これは日本酒の案内用らしく、注文は口頭でとのことです


ランチメニューを検めて私がオーダーしたのは「特選お刺身箱盛り御膳(1,600円)」
もはや界隈のランチ相場に慣らされて、感覚が麻痺してきているということもあるけれど、久々の海鮮ランチだからちょっと奮発しようという思いもあります
それに、もしこちらに再訪することになったとしても、高い方のメニューを先にいただいておけば後が気が楽ですしね


ちなみにこちら、焼き魚も煮魚も、魚2種がorではなく&なんだな
サイズにもよるとはいえ、それもまたよさげです

カウンターの内側にいる板前さんのうち、一人はどう見てもインド人っぽい風貌
別にインド人だろうとヨーロッパ人だろうと構いはしませんが、こういう和風海鮮料理の板場で目にするのは違和感なしとはしないところだけれど、私の先輩にはどう見てもインド人にしか見えない日本人もいますから、こちらの方だって日本人ではないとまでは言い切れませんがね(笑)

で、ややあってやってきた「特選お刺身箱盛り御膳」


なかなか豪華な見た目だけれど、どういう意図があってかドライアイスのスモーク付きというのは、その昔の玉姫殿の結婚式でもあるまいし、さすがにやり過ぎだから、人に見られるとちょっと恥ずかしい
そういえば、その昔、ちょっと小洒落たドリンクをオーダーすると、花火付きで出てくるなんていう恥ずかしい演出もあったよな


ひと通りネタの説明があった後、醤油についても説明があり、何が何やらよくわからないけれど、要するに右が辛口で左が甘口ということらしいから、こちら、醤油についてもこだわった演出をしているようです


いただいてみれば、お刺身のネタはどれも鮮度がいいようで、久しぶりに美味しい海鮮ランチを堪能
うん
天気はさえないけれど、週明けから期待に違わぬお昼ごはんがいただけてなによりだったな

(7点/10点満点)