今週もようやくここに辿り着いた感のある週末のお昼時
このところいい気候に誘われて2週連続で“ピクニックめし”を敢行した関係で、“カレーの日”はお休みしていましたが、今週は通常モードに戻って有楽町のガード下にある「トラットリア チャオ」に向かいました
こちら「トラットリア チャオ」では、以前「カルボナーラ」のランチセットをいただきましたが、その際「牛ほほカレー」というメニューもあるのだと知って、いずれ週末金曜日の“カレーの日”の行先にしようとリストに加えていました
もっとも、その「牛ほほカレー」はカレーにしてはなかなか結構な値段だから、すぐに再訪していただいてみようという気にはならず、ここまで先送りにしてきたんですがね
ちなみに、こちらは先日休日に入った「あけぼのや」とは同じ一味で、

 


値段が強気なところは通じるものがあるなと思っていましたが、かつての職場の先輩が愛用していて、私にとっても昔馴染みのドイツ酒場「ローレライ」までが同じ一味だと知って驚いたのは最近のことです

やってきたお店の戸口に今回は満席表示はなし


店内に入って案内されたのはお店の奥で、こちらこんなに懐が広かったんだなと感じさせるスペースです


席に着いて、ランチメニューを検めるまでもなく私がオーダーしたのはもちろんそれがお目当てで来ている「牛ほほカレー(1,750円)」
牛ほほ肉というと焼肉なら“ツラミ”、これが豚だと“カシラ”で、他にもマグロのほほ肉なんていうのもあるけれど、どれも私の好物部位です
そういえば、昔お付き合いがあった女性の父上が食肉関係の仕事をしていた関係で、時々持ち帰る豚のカシラで作ったカレーが美味しかったと言っていたけれど、それはたしかに美味かっただろうな

オーダーを済ませると、まずはサラダバーとドリンクバーへ


ちなみに、ポテトサラダに似た黄色い物の正体は案の定カボチャだったけれど、これはこれで妙にいけるな

で、ややあってやってきた「牛ほほカレー」には牛ほほ肉の塊がゴロゴロ入っています


いただいてみれば、カレーソース自体は凡庸で、むしろ初期のボンカレーを連想させるようなスパイスのクセも微かに感じるけれど、牛ほほ肉はスプーンを当てると崩れるほど煮込まれていて美味しい


なるほど、これはあれだな
ご当地(レトルト)カレーの一類型として、エースのご当地食材に全振りして頼り切ったタイプのカレーがよくあるけれど、これもそれとよく似た方向性
とはいえ、これはこれでよしとしておきましょう

食後には例によってホットコーヒーとパンナコッタでデザートタイム


まあなんにせよ、これでまた一つ再訪課題をクリアしたな

(6点/10点満点)