大森・蒲田を歩いたこの日
お昼にやってきたのはゴールの蒲田にあって、ある意味超が付くほど有名な町中華の「寳華園」です


ご店主がカンニング竹山氏にそっくりということもあってテレビ番組にもよく登場するこちら「寳華園」


特にBS-TBSの「町中華で飲ろうぜ」にはスペシャルな回も含めてこれまで4回も登場しているから、間違いなく番組に愛されたお店でもあります

 

 

 

 

 

 

ちなみに、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の最終回でカンニング竹山氏がかつて国立競技場近くにあった「水明亭」の店主役で登場したけれど、今思えばこちらのお店へのオマージュ的なものが感じられないでもないな(実際の起用経緯はそれとはちょっと違うようだけれど…)

わざとお昼時を外して来たとはいえ、これだけマスコミに露出していながらも、変な混み方をしておらず、すんなり店内のカウンターに席を得られるのが町中華という渋いジャンルのありがたいところ


これが「孤独のグルメ」のテレビ版に登場したなんていうお店だと、いわゆる聖地巡礼者とやらでごった返してしまってこうはいきませんからね
とはいえ、目下2階では昼酒酒宴が行われているようだからご店主は忙しそうです

店内を見回せば、「町中華で飲ろうぜ」収録時のものと思われるものの他、来店した有名人の写真が多数
中にはカンニング竹山氏と並んで写ったものまであるし、(もちろん面識などないけれど)私の中学の1年後輩にして“顔面凶器”の異名を持つ小沢仁志氏までここに来たのだと知ります

卓上のメニューを検めて私がオーダーしたのは「ラーメン・半チャーハン(900円)」
こちらでは定食類をいただくのが正解のような気もするし、人気商品らしい「肉ダンゴ」や「マーボー豆腐風カレー」というのも気になるけれど、町中華で初めていただくものとしてはやはりおなじみのセット物に落ち着いてしまいます
案の定厨房の調理が立て込んでいるようで、少々お時間をいただきます、とのことですが、どうせ休日のお昼だしのんびり待たせていただくとしましょう

カウンターの左端には銘柄の脈略なく酒瓶が置かれていて、奥の方には店名のラベルも見えるけれど、一番手前にある「竹山源酔」というのはご店主がカンニング竹山氏に似ているからというシャレですかね

そうかと思えば厨房の食器棚の中にちらりと見えるのはカップ麺?
あれ、まさかご店主の賄い用だとしたらなかなかお茶目で面白いね

で、30分ほどでようやく「半チャーハン」、少し遅れて「ラーメン」の着順で注文の品が到着


まずは「ラーメン」からいただいてみれば、これぞ町中華の一杯という味わい


続いてラーメンの残りスープでいただく「半チャーハン」も、パラパラ系で町中華のお手本のような出来です


まあ、これより美味しいと思う「ラーメン・半チャーハン」のタッグチームはいくつも思い出すけれど、こちらは雰囲気も味のうち
いずれまた機会があったら、今度こそ「マーボー豆腐風カレー」あたりをいただいてお店の神髄に触れてみるとしましょう

(7点/10点満点)