このところ変則的なお昼ごはんばかりが続いてきたから、今日こそは絶対にオーソドックスな定食をという気分で迎えたお昼時
有楽町イトシアプラザの3階にある「ダイナミックキッチン&バー 響」というお店にやってきました


酒呑みとしてはジャパニーズブレンデッドウイスキーの最高峰と同じ「響」という名に強く惹かれるものがあるけれど、

お店の前の掲示を見てみれば、鯛めしの食べ放題が売り物とあるからピンときた私


こちら、かつて有楽町ビルの地下にあった「魚盛」や、

 


有楽町電気ビルの地下にある「釣宿酒場 マヅメ」と同じ「ダイナック」という飲食資本の一味だとお里が知れました

 


「ダイナック」といえば、コストパフォーマンスを低めギリギリに抑えたコントロールがある意味見事な飲食資本という印象が強いけれど、こちらはこれまで入ったお店と比べるとちょっとお値段高めではあるな

店内に入って案内された席に着き、卓上のメニューを検めて私がオーダーしたのは「一汁三菜 チキン南蛮(1,300円)」


唐揚げ好きのタルタリストゆえ「チキン南蛮」はかつてはよくオーダーしたけれど、その後本場のレシピに中途半端に寄せようとしたのか、やたらと甘酢を強調したものが多くなってきたから避けるようになったメニュー
とはいえ、久しぶりだからためしにいただいてみることにしました

お店の方からはコーヒー・紅茶はあちらからご自由にどうぞとの案内


これは「魚盛」や「釣宿酒場 マヅメ」にはなかったサービスだけれど、そういうことならまずは食前にアイスコーヒー、食後にはホットコーヒーをいただくとしますか

見回してみればどう見ても銀座あたりに買い物に来ましたというような客筋の店内
値付けやサービスの構成についても、お店としては完全にそちらの方を向いちゃっているんだろうな

で、ややあってやってきた「一汁三菜 チキン南蛮」

鯛めしだけでなく汁物もおかわり自由という案内なのは汁物好きとしてはありがたい


まずは「チキン南蛮」からいただいてみれば、甘酢は使っていないか、使っていたとしても前に出ない程度のうえ、青菜混じりのタルタルソースがたっぷりかかっていてこれは美味い
なるほど、この「チキン南蛮」はアタリだな


さらにこの「一汁三菜」のいいところは「宇和島風真鯛刺身」が付くところ


これを鯛めしに乗せれば、東予・中予の炊き込み式の鯛めしと宇和島式の鯛めしが合体したものを楽しめます

うーん
こちら「ダイナック」一味の中では比較的満足度が高いお店かもしれないな

(7点/10点満点)