前日の雨風が嘘のように、快晴となったお昼時
もはやほぼ普段通りに歩けるようになったし、天気さえよければ少し足をのばしてみるかと向かったのは東京ミッドタウン日比谷です
ここ東京ミッドタウン日比谷に入った飲食店は、お隣の日比谷シャンテや有楽町イトシアあたりと同様に、インバウンドとまでは言わないけれど、観劇や銀座あたりに買い物に来た観光客の方を向いているんじゃないのというようなちょっとお高めの価格設定のお店がほとんど
でも、経験的にみて、地下であればもう少しカジュアルに使えて、お値段もリーズナブルなお店があるかもしれないなと考えて、今日はそれを確かめにやってきました

エスカレーターで降りてみれば、私の推量は半分アタリで半分ハズレだったようで、フロアはフードコートのようになっているし、イートインスペースのあるお店も開放的な造りになっているけれど、ざっと検めてみたところ、やはりお値段は高めだから、郊外のショッピングモールにあるフードコートなんぞとはそもそも次元が違う感じです

今回はここにしてみるかと私が選んだのは「Susan's MEAT BALL(スーザンズ ミートボール)」といういかにもファーストフードっぽいお店


ちなみに、スーザンといえば、私が若い頃から愛読していたスペンサーシリーズの主人公のパートナーの名前で、黒髪の美女という設定だから、小説を読む際にはアリー・マッグロウあたりの容姿を思い浮かべていたっけな
でも、そちらのスーザンの方は、料理の腕はからっきしダメだったはずですがね


泥縄式にどんなお店なのか調べてみれば、“NYテイスト”だとか“アメリカのママの味”とありますから、いわゆるアメリカンな料理ということなんだろうな
なんだかこういうの、先輩のOggiさんあたりが好みそうではあります

私が選んだのは「MEAT BALL BOXライス・3個(1,200円)」で、ミートボール3個の内訳は「ビーフ」「ポーク」「チキン」各1個
まあ最初だからひと通り試しておきたいですからね
ソースは「マッシュルームクリーム」をチョイスしました
注文と支払いを済ませると呼び出しブザーが手渡されるのはまさにフードコートスタイルです

で、ややあってブザーが鳴り、出来上がりを受け取った「MEAT BALL BOXライス」
ミートボールの下に敷かれているライスはバターライスのようだけれど、見た感じ、これはこれで日本式のお弁当としても充分成立しているなという印象です
いただいてみれば、ミートボール3種はそれぞれに美味しいけれど、やはり「チキン」は「ビーフ」や「ポーク」に比べるとあっさり味
まあ、よく考えると、「チキン」のミートボールって、結局のところ「つくね」だからね
ちなみに、添えられたマッシュポテトもなかなかありがたい存在でした

なるほど
この東京ミッドタウン日比谷の地下飲食店街はなかなか面白いかもしれないな

(7点/10点満点)