3連休のおかげで出勤日が1日少なくて済んだ今週も週末
お昼になってやってきたのは有楽町のガード下の先の方にある「日比谷ラーメンアベニュー」なる施設です


おいおい、週末金曜日といったら“カレーの日”だろうが、といったところですが、そこは私なりの算段があっての行先判断
こちら「日比谷ラーメンアベニュー」では、目下「中華そば ふくもり」と「金澤味噌ラーメン 神仙」の2店が稼働していて、そのうち「中華そば ふくもり」ではサイドメニューとして「煮干しカレーライス」というものがいただけるらしい
(ここにもう1店あったはずの博多豚骨の「新風」というお店は“休店中”となっているけれど、そのお店があったスペースが休店しているということで、「新風」自体は撤収してしまったんだろうね、たぶん)


ラーメンとカレーって、かなりやんちゃな組み合わせだし、経験的にそもそも相性としてはどうなの?というのはあるけれど、いただいてみるならやはり週末だなと考えた次第です
ちなみに、こちら「中華そば ふくもり」は「せたが屋グループ」の一味
「せたが屋グループ」といえば、日本橋勤務の頃には人形町の「ひるがお」に入ったことがあるから悪いイメージはありません

やってきてみれば、入口ではパチモン感丸出しの自由の女神像がお出迎え
こういうの、欧米人には馬鹿にされそうだけれど、パチモンの本場・中国からの観光客なら案外喜ぶのかもしれないな

入ってみれば、高架下の細長いスペースを無理矢理フードコートにしたような店内


いわゆるインバウンドの外国人観光客が相当数やって来ているのに驚きますが、フードコートはお手軽・お手頃・お気楽だから、かく言う私も海外旅行に行ったらお昼はそういったところで済ませることが多いので、そういうことなんでしょう

一番手前に「中華そば ふくもり」のブースを見つけて、私がオーダーしたのは「中華そば(920円)」と「煮干しカレーライス(450円)」
それにしても…ねぇ
フードコートの、しかもデフォルトのラーメン1杯が1,000円近いとは、物価高騰もここまで来たかという思いではあるな

注文と支払いを済ませると、フードコートではお馴染みのポケベルもどきが手渡されましたが、まったくいただけなかったのがそこからの展開
なんと待つこと20分
フードコートという場所と、ラーメンというジャンルを考えれば、ほぼありえないお粗末すぎるオペレーションです

ようやく出来上がりの呼び出しベルが鳴って受け取った「中華そば」と「煮干しカレーライス」を確保してあった席に運んでいただいてみれば。「中華そば」は文字通り煮干しのダシが効いているし、麺の加水も程よくてなかなかに美味しいけれど、お粗末極まりないオペレーションでの大量失点を挽回できるほどのものではありません

一方「煮干しカレーライス」の方は、それほどやんちゃな分量ではないことにホッとするし、いただいてみれば“煮干し”と名乗るほどの強い主張はないけれど、底味にラーメンスープのようなものの存在を感じるあたりは、町中華で供されるカレーに通じるものがあります

うーん
これでもう少しオペレーションがまともだったらさらに美味しくいただけたのになぁ
返す返すも残念です

こちら、下膳もフードコート式にセルフですが、見れば一口食べただけでギブアップしたらしき混ぜそばだか辛つけ麺だかが惨めに返されています


これ、やったのはインバウンドの観光客かなぁ
想像するに、見本写真のイメージだけでオーダーしたら、まったく口に合わない別のものだったという悲惨な話だったのかもなぁ
こういうの、食文化が異なる海外旅行ではたまにあることだよね(笑)

(7点/10点満点)