週明けのお昼時に魚メシを求めてやってきたのは、老舗食堂「いわさき」とは向かい合わせの位置にある「神田屋 魁」というお店の居酒屋ランチ


神田の南口駅前には前々から「神田屋」という立ち呑み酒場らしきがあって、それはそれで街に馴染んでいるから、機会があればいずれとは思っていたけれど、日比谷・有楽町にあって神田を名乗るとはこはいかにと思って調べてみれば…
あらら、こちらも神田のお店も「天狗」の一味だったのか
しかも、こちらは最近になってそれまで茶色い揚げ物一色だったランチメニューから、干物をメインにした定食メニューにがらりと様変わりをしたから、以前は「ロースかつカレーライス」目当てで週末金曜日の“カレーの日”の行先候補店だったものが、週明けの魚メシの行先候補に切り替わったという経緯まであります


様変わりして以来、ランチメニューには「湊や磯吉食堂」だなんて書いてあるけれど、別に店名まで変更した様子はないし、どうせランチタイムが終わればメニューも幕も取り外して撤収してしまうのだろうから、いわゆる二毛作的な雰囲気を演出しているということなのかもしれません

店内に入ってみれば、案内されたのは2階席
さして広いわけではないのにお店の構造がわかりにくくて、ちょっと迷いながらどうにか席に着きました


席に落ち着いてから卓上のメニューを検めてみれば、お店の前で見たよりはもう少しメニューの種類があるようだけれど、私はこれと決めていた「湊や三種食べくらべ(1,050円)」をオーダー
三種の内訳は「さばの一夜干し」「真ほっけの一夜干し」「サーモンハラス焼き」とのことだから、どれも私の好物です

魚は焼き置きをせず、注文を受けてから焼くからということなのか、待ち時間は15分ほど

ようやくやってきた「湊や三種食べくらべ」をいただいてみれば、三種ともチェーン居酒屋の酒肴というレベルではあるけれど、ごはんはそれなりによく炊けているし、干物でいただくとやはり美味い


そういえば、ごはんはお店の女の子に唆されるまま大盛にしたけれど、出てきたのは極めて常識的な普通盛程度の分量だったから、もし大盛にしていなかったらどんなことになっていたんだろうね

ちなみに、いただき終わって階段を降りようとしたら、なにやら凄い所に従業員専用の扉があるけれど、この店舗自体、狭いスペースに無理をして作ったんだろうなぁ

(6点/10点満点)