本日お昼にやってきたのは有楽町の駅前にある「台北餃子 次次」というお店


駅前にあるという絶好の立地ゆえ、こちらの存在は4月当初から承知していたけれど、どこかしら飲食資本の匂いがしないでもないから、ひとまずは周辺ビルの地下にある飲食店巡りを優先しているうちに夏となり、職場から地下でつながっているお店にばかり行っていた結果、ここまで後回しになっていました


ちなみに「次次(チィチィ)」というのは、お客さんが何度も食べたくなるとか、次々とお客さんが来てくれるという意味と願いを込めた店名ということだけれど、お昼もすでに半ばを過ぎたこの時点で店内はほぼ満席のようで、そのうえ私の後にも中国系らしいインバウンド客数名も続いていますから、ひとまず商売繁盛のようでなによりです

お客さんが入れ替わるタイミングでの片づけと準備の時間なのか、しばし待たされて入った店内は、台北の街中のお店にでも迷い込んだかのような雰囲気の造り(とかなんとか言うけれど、私、台湾にはまだ行ったことがないんですがね)


昨日は韓国・ソウルで、今日は台湾・台北か
東京の都心部にいると、こうして海外旅行の疑似体験ができちゃうのがありがたいね

案内された席に着くなり、私が即決の一択でオーダーしたのは“台湾母の味”とある「魯肉飯とミニ油淋鶏(980円)」のセット


魯肉飯なんていう台湾名物がまだ世にそれほど知られていなかった頃に、私は横浜中華街にある「秀味園」というお店でその味を覚えたけれど、

 

 


おかげさまで、最近ではレトルトのぶっかけめし商品も含めてその名をよく目にするようになりました

店内のメニュー短冊を眺めていると、モツ好きの呑兵衛としては「ホルモン麻婆豆腐」なんていうものが気になる一方、「めっちゃしびれるポテトフライ」だとか「青菜を炒めたとりあえずうまいやつ」なんていう面白そうなメニューも目につきます

で、ややあってやってきた「魯肉飯とミニ油淋鶏」


いただいてみれば「魯肉飯」はほんのりと八角らしきが香っているけれど、この程度であれば本格感こそあれ抵抗はなし
これ、まだ台湾には行ったことがないとはいえ、これまで数々魯肉飯をいただいてきた経験からすると、別に日本人の味覚に忖度をしているわけではなく、おそらくは本場現地の魯肉飯もたぶんこんな味なんじゃないかなぁ

一方「ミニ油淋鶏」の方は、油淋鶏というよりは鶏の唐揚げの甘酢がけといった程度のもの
これは、まあ、おまけみたいなものだな

つい数年前までは魯肉飯を扱うお店自体が珍しかったから、メニューに見かけるたびについつい手当たり次第に手を出してきたけれど、これだけポピュラーになってきたとなると、そろそろそういうことはやめてもいい頃合いかもなぁ

(6点/10点満点)