健康診断の日は朝食をいただくのが遅くなるし、腹の中にはまだバリュウムなんていう異物が残っているとなれば、お昼にどこのお店に行って何をいただくかについては、毎度ちょっとした考えどころです
このあたり、朝昼兼用にして、昼一食くらい抜けばいいじゃないかという意見もありそうだけれど、考えてみれば、決して長くはない人の一生で飯を食う回数というのも限られているわけで、食べられるうちは1食たりとも疎かにはしたくないというのが私の執着です
いずれにしても、こういう日であれば、普段ならへなちょこなメシになることを懸念して避けてきたお店やメニューがよかろうし、むしろそういうものをいただくチャンスでもあるなと思ってやってきたのは、人形町の奥地、グルメバーガーで有名な「BROZERS'」の並びにある「ポーカードッグ」というお店です

こちら、“幻の味・白神うどん”とあるランチメニューが以前から気になってはいたけれど、そんなご当地うどんのことは見たことも聞いたこともないうえ、そもそもお昼にいただくにはなんとなく軽すぎるイメージがあるのがうどん・そばというジャンルだから、これまでずっと入ってみるのを後回しにしてきました

店外の掲示では居酒屋であることをさかんに強調している感があるこちら「ポーカードッグ」ですが、入ってみれば喫茶店風の店内


奥の方に貼られた掲示を見れば、こちら、お昼はセルフサービスにしてキャッシュ・オン・デリバリーというのがローカルルールなのだと知り、水を確保しに行きがてら「かき揚うどんカレー御飯付きセット(600円)」をオーダーして出来上がりを待ちます
ちなみに今日は週末金曜日
こういう時でも“カレーの日”のことは忘れてはいない私です

で、代金と引き換えに出来上がりを受け取った「かき揚うどんカレー御飯付きセット」
見れば、うどんは推定牛丼並盛サイズの丼での提供で、案の定たいした分量ではないし、カレー御飯にいたっては、小さな取り分け茶碗に摺り切り一杯という分量だけれど、今日に限ってはむしろ狙い通りです

まずはかき揚うどんからいただいてみれば、麺は稲庭うどんよりもさらに細く、小麦粉100%の0割そばという感じ
うどん県出身の妻を持つ私としては、おいおい、これがうどんかよ、とは思うけれど、そういう固定観念を脇に置いていただいてみれば、これはこれで悪くはない
考えてみれば、そば粉の含有量をケチっている駄路麺店の「〇で太郎」あたりでは、こういうそばを出しているしね

一方、カレー御飯の方は、挽肉の存在を感じるキーマっぽいソースで、これまた悪くはないし、お客さんによっては、単品でカレーを注文している人も少なくないようだから、それなりに人気があるんだろうね

さて、今回私が一番楽しみにしていたのが、うどんの汁を完飲した後のこと
かねて噂に聞いていたとおり、丼の底に「大勝軒」のマークが出てきました


なるほど
これが人形町大勝軒総本店が店じまいをした際、こちらのお店に譲ったという器ですか

 


いやはや
今日のお昼もちょっとしたエンターテインメントだったな

(6点/10点満点)