週に一度は麺類をいただこうと心がけている今日この頃
本日お昼にやってきたのは人形町通りにあるご存じ「日高屋」です


おいおい
よりによって首都圏ならどこにでもある(もちろん我が地元にもある)「日高屋」かよ、といったところですが、そこはそれなりに気になっているメニューがあってのこと
実は漫画家にしてエッセイストの東海林さだお先生が、自著に収録した太田和彦(こいつのことは大嫌いだし、敬意も一切持ち合わせていないのでこの際呼び捨てにしておきます)との対談の中で「日高屋」の「野菜たっぷりタンメン」が美味しいと推薦していたと知ったのはつい最近のこと
当の太田は、案の定これを黙殺したらしいけれど、東海林さだお先生といえば、受験生だった昔からその作品を愛読していたし、その後学校の後輩となり、先生が所属していた漫研の御用達という「金城庵」でも、好んで宴会を行っていた身としては、推薦を無視して通り過ぎるわけにもいきません

店内に入って案内された席に着き、お目当ての「野菜たっぷりタンメン(520円)」をさすがは「日高屋」安いねと思いながら注文


こういう没個性な店の半チャーハンやサイド丼には興味はないけれど、だからといって、さすがにタンメンだけでは寂しい気がしたので、トッピングに「チャーシュー(5枚)(210円)」と「味付け玉子(100円)」をオーダーしました

で、ややあってやってきた「野菜たっぷりタンメン」


「味付け玉子」は既に丼の中に入って登場したけれど、「チャーシュー」が別皿提供なのは、これを酒のつまみにするお客さんもいるからという、接客マニュアル的な配慮なんだろうな


いずれにしても、勤務時間中ゆえノンアルコールな私は、チャーシューも丼に加えていただいてみれば、野菜ベースの穏やかであっさりとした味わいだけれど、なるほどたしかにこれはこれでなかなかに美味い
後続客の注文に耳を傾けていると、私と同じく「野菜たっぷりタンメン」を指名する人がかなり多いから、間違いなく人気商品なんだろうね

そういえば…
東海林さだお先生の代表作である「ショージ君」あたりでも、割とよくタンメンが登場していたような記憶があるから、もともと先生はタンメン自体が好きなのかもしれないな

(6点/10点満点)