外に出るのが億劫になるほどの真夏の猛暑のなか、ちょっと試してみたいことがあってお昼時にやってきたのは、人形町にある「鳥元」というチェーンの焼鳥店


実は先週、懸案だった「玉ひで」の親子丼をいただいたけれど、

 

 

普通のお店で普通に出てくる親子丼と比べると、どれくらい味の違いがあるものなのかというのが今さらながらの私の興味です


まあ、「玉ひで」の親子丼が、いわゆるピンであることに異論はないとして、こちらのお店のものがキリだなんていう失礼なことまでは言いませんがね(実際、少なくとも、値段だけで言えば、まだ下に「なか卯」なんていうファーストフードチェーン店の親子丼もあるわけだし…)

古民家風を狙ったのかなという造りの店内に入り、消毒と検温後、焼き台の前のカウンター席に案内されて、私が迷わずオーダーしたのは「奥久慈卵の親子重(880円)」


で、ほどなく配された「奥久慈卵の親子重」


お店としては、お重仕立てにすることで高級感を演出したいのかもしれないけれど、食べるには丼の方が圧倒的に食べやすいんだよなぁと思いつついただいてみれば、まだ「玉ひで」の味の記憶が残っているからか、鶏の味や歯応えは言わずもがなだとして、卵とじの部分にしてもなんだか物足りなく感じます
っていうか…
はっきり言ってしまえば、この親子丼自体、普通というにはちょっとレベルが低いかも…だな


うーん
当初の想定では、親子丼なんて別に特別でもなんでもないこういうのでいいんだよ、こういうので、というオチを考えていたけれど、こうなるとそうも言っていられなくなりました
なるほど
さすがに2倍以上の価格差が妥当なのかどうかはわからないけれど、少なくとも「玉ひで」の親子丼はやはりなかなかのものだったんだなということだけは改めて認識しました

(6点/10点満点)