ここ数日の暖かさから、冬らしい寒さが少し戻ってきた祝日のお昼時
片道ワープで“たべさんぽ”にやってきたのは南浦和で、お目当ては「興兵衛」というラーメン店です
四半世紀前に当地に移り住むようになった当時から地元の人気店だった「興兵衛」
まだインターネット情報はもとより、ラーメン店のガイドブックすらろくに出回っていなかった当時、どうやってお店の情報を知ったのかは記憶の彼方ですが、一度だけ家族でやってきた記憶があります
とはいっても、当時は家内が運転する車で来たゆえ、南浦和駅からの道順も、駅との位置関係もさっぱりわかっていませんでしたが、唯一残っている記憶のとおり、陸橋の下あたりに無事お店の看板を発見しました




店内に入ると、中国産ウィルスの感染対策のため入店制限をしているとのことで、まずはファミリーレストラン方式のボードに名前と人数を書いて案内を待つ仕組み
その向かい合わせには大相撲のカレンダーがあって、なんだか日曜日の夕方のような気分にさせられるなぁと見ていると、ほどなく空いているカウンター席に案内されました



席に着いてメニューを手に取れば、あれやこれや盛沢山に書いてあるけれど、何が基本の品で、何が看板メニューなのか今ひとつわかりにくい記載内容
しかも、値段もなんだか総じて強気です




そういえば、こちら、たしか昔から大判のチャーシューが売りのお店だったよなと思い出しつつ、これまでの経験上、チャーシューは大きければいいというものではないと身に染みている私としては、それはパス
カウンターに貼られたテープに書かれてある新メニューらしきも誘惑を仕掛けてきますが、もともと皿うどんが好きではない私はそれもパスします

そんななか、ふと見れば、こちらの人気ランキングの第1位は「肉ニラそば(1,080円)」ですか
うーん
まあ、そういうことならそれをいただいてみようかな
それにしても…
その昔こちらのお店に家族で来た時に、私は何をいただいたんだろう…
なんだか私、こちらのお店に来たことがあるという過去の記憶自体に自信が持てなくなってきました

こちら、ラーメン専業ではなく、ラーメン店寄りの町中華という品揃えだからか、注文した品が到着するまではしばしの待ち時間
手持無沙汰に改めてメニューを開いてみれば、夜の部では呑ませる気満々のようで、イチオシをしている「生レモンサワー」なんていうのはちょっと気になります


で、ややあってやってきた「肉ニラそば」
一目見てびっくりしてのけぞります
な、な、なんと、出てきたのは、永福町大勝軒系ばりの洗面器みたいな丼じゃないですか
しかも、乗っている具は私があまり得意ではないあんかけです

おいおい、聞いてないよと慌ててメニューを見返してみれば、「肉ニラそば」の正式名称は「肉にらあんかけそば」
しかも、サイズについても、デフォルトがこうだと知っていれば、“ミニ”でという頼み方もあったんだなぁ

まあ、いずれにしても出てきちゃったものはしょうがないなといただいてみれば、ラーメン専業店基準なら今一つだけれど、町中華の麺料理と考えればまずまずの味で、特に豚細切り肉の唐揚げは美味いな
とはいえ、いつもならスープまで飲み干してしてフィニッシュする私も、さすがに今回はひととおり具をサルベージした後、完飲は諦めたというか、自重しました
いやはや
参ったね
今回はその一言です
(6点/10点満点)
