今回紹介するCDは、「マッド・ドッグス & イングリッシュメン +12」/ ジョー・コッカー ≪「MAD DOGS &ENGLISHMEN」+12(Deluxe Edition)/ JOE COCKER≫(1970年)です。
 
ジョー・コッカーのライブ盤。単純に言ってカッコイイです!ジョー・コッカーと言えば、「愛と青春の旅立ち」の主題歌「Up Where We Belong」なんだろうけど、やっぱり彼を有名させたウッドストックが素敵だと思うし、またジョン・ベルーシのモノマネもいいよね!酔っぱらったジョー・コッカーの熱唱ぶりをモノマネするジョン・ベルーシは秀逸だと思います。
 
このアルバムも CD にされていたけど、結局廃盤になってしまい、なかなか手に入らない作品でした。今は確かにダウンロードの時代だから、音源さえあれば良いのだろうけど、おいらはやっぱり解説とか読みたいのね…。だから、この「デラックス・エディション」が店頭に並んでいたときはうれしかったね…。
 
そして、これももう廃盤…。
 
もともと、このアルバムもおいらが所有する名盤紹介本の中で絶賛されている作品でした。それらの中で必ず出てくるキーパーソンはレオン・ラッセル。このライブは主演の旅回り一座でジョー・コッカーが花形主役だったら、レオン・ラッセルが座長的な立場だった…という解説があって、正にそんな感じがする。バンドメンバーなども集めたのはレオン・ラッセルだったそうな。ツアー自体は儲からなかったようだけれど、このツアーのドキュメンタリー映画は大ヒットしたそうである。
 
ジョー・コッカーだけでなく、リタ・クーリッジ、レオン・ラッセルらがボーカルを務める曲もあり、バラエティに富んでいる感もある秀逸なライブアルバムだと思う。
 
 
評価は、S。