セブン-イレブン:コンビニ食品廃棄見直し 9割延命も」(毎日6/25)
現在、全国には約4万店のコンビニ店がある。今回、改革案を打ち出したセブン-イレブンは約1万店のチェーン店を持つ業界最大手だ。また約8000店を抱える業界2位、ローソンの新浪剛史社長は毎日新聞のインタビューに「廃棄量の削減を真剣に考える時期だ」と明言、社として、ごみ減量化に本格的に取り組む姿勢を明確にしている。全国のコンビニ店の半分近くを占める業界の1、2位が相次いで廃棄量の削減を打ち出した意味は大きい。今後、業界としての流れになる可能性は高い。
コンビニエンスストアやスーパーなどから出る売れ残り商品は
年間、約60万トン(03年度)。
毎日300万人分の食事を捨てている計算になる。
ローソンは廃棄した期限切れの食品は昨年で約400億円分としている。
大量に商品が廃棄される背景は、コンビニ業界が商品の欠品により、販売の機会を失うことに神経をとがらせるからだ。コンビニ本社・本部の中には具体的な廃棄量の目安までチェーン店に指示している例がある。
「セブン-イレブン:食品廃棄減、加盟店は歓迎と困惑」(毎日6/25)
「1割は減るかも」。セブン-イレブン・ジャパンが決めた販売期限と消費期限の時間差を短くする一方、商品のチェックを1日9回にするなどの改善策は、業界内に大きな衝撃をもたらしそうだ。同社の思惑通り、廃棄が減ると評価する声もある一方で、加盟店からは現場の作業が煩雑になるとの声も出ている。
「コンビニから食品廃棄はなくならない、減らない」(2005年06月07日)
コンビニ本部は、「商品が少なめだと販売機会ロス(チャンスロス)になるので、常に商品棚を満タンな状態に保て」という指導や強要をしております・・・
そもそも、その店舗で通常売れる食品などの数量は、店舗立地で決まっているものです・・・にもかかわらず、販売可能数量以上を商品棚に陳列すれば、必ず売れ残りが出るのです・・・つまり廃棄が出るということであります・・・
何故コンビニ本部はこのような理不尽な指導をするのでしょうか?
できるだけ多くの商品を納入させることによって儲け、さらに、廃棄ロスが出ることによって廃棄からもチャージを取って儲けるということが目的としか考えられません。
コンビニ本部は全くリスクを背負いませんので、このようなリスクは全て加盟店の負担となります。
冒頭で述べたように、
1年間でコンビニ全店から2,000億円の食品廃棄が発生し、
コンビニ本部はその廃棄から約1,000億円の儲けを得、加盟店は2,000億円の損失と、さらに1,000億円の収奪に遭い、さらに、廃棄処分のためにゴミ処分料まで負担しなければならないのです・・・
「こらむ コンビニの食料「廃棄」」(かけはし2005.6.20号)
コンビニで一番「すごい」のは、品切れが絶対に許されないことだという。そのため各店舗に通常の売り上げに八%プラスした商品が届けられる。つまり弁当、おにぎり、サンドイッチの八%が「廃棄」され、捨てられることが前提になっているのである。それに加えてケーキ、牛乳などがプラスされるため、「廃棄」が八%以内の店舗は「優良」で表彰ものらしい。コンビニで「品切れ」を採用すれば「廃棄」は格段に少なくなる。
ローソンの昨年の経常利益は約三百六十六億円であるが、
「廃棄」された食料の額は四百億円に達している。
経営利益と「廃棄」がほぼ同額である。
店にもよるが、各店舗が一日で「廃棄」する食料品の額は、一万三千円~二万円にのぼり、
年間四百五十万円から五百五十万円に達する。
今流行の「もったいない」の典型といえるだろう。