「金融市場調節方針の変更について」
2026年9月17日と18日に開催された日銀・金融政策決定会で「金融市場調節方針の変更について」が公表されました。簡単にまとめておきます。
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1.次回金融政策決定会合 までの金融市場調節方針(賛成7反対2):
無担保コールレート(オーバーナイト物)を、1.25%程度で推移するよう 促す。
2.上記方針の変更に伴い、各種制度の適用利率の変更を決定(賛成7反対2)。
(1)補完当座預金制度の適用利率 補完当座預金制度の適用利率(日本銀行当座預金<所要準備額相当部分を除く> への付利金利)については、1.25%とする。
(2)基準貸付利率補完貸付制度については、その適用金利である基準貸付利率を1.5%とする。
3.気候変動対応オペについて、金融調節の円滑な運営を確保しつつ、民間における気候変動対応を安定的に支援する観点から、貸付金利を変動金利に変更するほか、貸付総額等に上限を設定することとした(全員一致)。
- 景気の現状と予測:中東情勢の影響で一部に弱さが見られるが、景気は緩やかに回復している。先行きも中東情勢が下押し要因となるが、世界的なAI関連需要の増加や政府の各種施策に支えられ、緩やかな成長を続ける見通し。
- 物価の動向:原油高や円安、AI需要の拡大により、国内企業物価は前年比で高い伸びが継続。消費者物価(除く生鮮食品)も、企業間の価格上昇圧力の波及や賃金上昇の価格転嫁により、プラス幅が緩やかに拡大している。
- 物価の見通し:中長期の予想物価上昇率は上昇を続けており、基調的な上昇率は2%に近づいている。経済・物価は概ね日銀の見通し(展望レポート)に沿って推移している。
※物価の見通しについて、高田委員は、基調的な物価上昇率を含め、消費者物価は既に概ね「物 価安定の目標」に達する水準にあるとして、田村委員は、基調的な物価上昇率は「物価安定の 目標」と既に概ね整合的な水準で推移しているとして、反対した。
(参考)
・開催時間――9 月 17 日(木) 14:00~15:59 9 月 18 日(金) 9:00~11:47
・出席委員――議長 植田 和男 (総裁) 氷見野 良三 (副総裁) 内田 眞一 ( 〃 ) 高田 創 (審議委員) 田村 直樹 ( 〃 ) 小枝 淳子 ( 〃 ) 増 一行 ( 〃 ) 浅田 統一郎 ( 〃 ) 佐藤 綾野 ( 〃 )
9/17:
・財務省 中山 光輝 大臣官房総括審議官(14:00~15:59)
・内閣府 堤 雅彦 政策統括官(経済財政運営担当)(14:00~15:59)
9/18:
・財務省 中谷 真一 財務副大臣(9:00~11:25、11:35~11:47)
・内閣府 城内 実 経済財政政策担当大臣
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※本日の参照サイト
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