サマリー(W19: 5/6 -5/10)
この週を振り返って
4万円を切った4月以降、4月19日に底(安値36,733円)をつけたあとは、すこしづつ戻している状況。しかし4万円に戻すには、もう少し時間を要する印象。海外からの投資も一時期の活気はないように思われる。
背景には、米国の好景気に戻づく長期金利の利下げ延期、地政学的リスクの上昇、日本の金利引上げ時期への憶測などがあり、これに米国内、日本国内の政治情勢も絡んでいる。複雑さが増している。
主な経済ニュース
5/11(土)
・AppleがiPhoneへのChatGPT搭載に合意に近づく。6月の年次開発者会議(WWDC)には注目。
※しかしするとSiriへの統合か、独自の開発はしないのかな。Appleらしくない気がする。
5/10(金)
・日銀による金利引き上げ幅が議論されている。2つの機関で年内に0-0.1%から0.75%になると予想。※バンガード・グループ、PIMCO。
5/7(火)
・過去のニュースながら、米国地銀が破綻とのニュース。FDIC(米連邦預金保険公社)がRepublic First Bancorp,Inc(FRBK.PK)を公的管理下において資産をFulton Financial Corpに売却と。これも金利据え置きの影響か。BKY指数は持ち直しているように見えるが。
・中国人民銀行の金保有が1.5年連続で上昇。
5/6(月)
・明るい話題といえば、大谷さんしかない。1試合2本のホームラン、9号と10号。
5/5(日)
・投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの株主総会で、バフェット氏は数千人の聴衆に「投資したいが、リスクがほとんどなく、大もうけできるような案件でない限り、投資しない」と述べた。これは持続的に利益が出そうな魅力的な新たな投資対象がないということ。一方で日本の商社株は有望、またカナダ株投資を考えているとも語ったようだが。手元資金は過去最高を更新した。
主な経済イベント
5/6(月) - 5/8(火)
5/9(水) - 5/10(金)
・SQ(特別価格、Special Quotation)値は、5月限38,509,47でした(5/10)。
英国、GDP、鉱工業生産、製造業生産
米週単位データ
各国PMI(Purchasing Managers Index)
4月PMIの確定値
連休のためもあり遅れてましたが、出揃いました。結局、豪、日、仏、独、欧、英、米の7カ国を見てます。欧州の経済はドイツとフランスが牽引してるため、見ておくことにしました。
<参考>
World Gold Councilによる中央銀行の金保有.
2024年1-3月期四半期の金取得量はトルコ約30t、中国約20t、インド約18.5tとなってます。ドルを手離して金に換えている。米依存からの脱却。
経済イベントとドル円相場
a: 151.974('24.3.27)、b: 151.946('23.10.21)、c: 151.911('23.11.13)、d: 153.387(2024.W12)、e: 154.788(2024.W16)
※赤字は以前の介入時の為替相場、今回は160.233で介入か(OANDA証券での価格)。
今週の高値155.912、安値152.815。
日本株への海外投資家動向
・・・ー・ー
※映画「Winny」を観た。当時、社内・家庭内のパソコンにWinnyを入れるなと大騒ぎでした。P2Pの概念や開発意図は理解されてなかった。そういえば私は会社から名指しで「Winnyは消せよ!」と言われたものでした。当時、MACしか使用してなかったんですが。
天才を周囲はマネージメントできない。実験としてのP2P接続技術というインフラがいきなり世界に出たので面白がっていろんなことをされた、結果、悪用するためのソフトと理解されたということは知っておくべき。
ご健康に、ご安全に! 投資は自己責任・自己判断で!!
※本日の参照サイト
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