サマリー(5/1)
4月30日、5月1日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)が終了し、声明を出しました。まとめておきます。
with Gemini
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最近の経済状況
- 景気活動は着実なペースで拡大を続けています。
- 雇用者数は堅調に増加しており、失業率は低い水準を維持しています。
- 物価上昇率は過去1年間で鈍化しましたが、依然として高めの水準にあります。
- FRBが目標とする2%の物価安定率達成に向けては、ここ数ヶ月目立った進展がみられません。
FRBの目標と判断
- FRBは、最大限の雇用と長期的な物価安定率2%の達成を目指しています。
- 過去1年で、雇用とインフレ目標達成のリスクはより均衡した状態になったと判断しています。
- 経済の先行きは不透明であり、FRBは引き続きインフレリスクに警戒を強めています。
FRBの決定事項
- FRBは、政策金利であるフェデラル・ファンド・レートの目標レンジを、現行の5¼%~5½%に維持することを決定しました。
- 今後、目標レンジの調整を検討する際には、最新の経済指標、経済見通しの変化、リスクのバランスを慎重に評価します。
- FRBは、インフレが持続的に2%に向けて低下していく確信が強まるまで、目標レンジを引き下げることは適切ではないと考えています。
- 国債、政府機関債、住宅ローン証券の保有残高の縮小を続ける方針です。
- 保有証券の減少ペースを緩和するため、6月からは国債の償還上限を月額600億ドルから250億ドルに減額します。
- 政府機関債と住宅ローン証券の償還上限は月額350億ドルを維持し、この上限を超える元本償還額は国債に再投資されます。
- FRBは、2%の物価安定目標達成に強くコミットしています。
今後の見通し
- FRBは、適切な金融政策スタンスを判断する上で、今後も経済見通しに影響を与える情報を注視していきます。
- FRBの目標達成を妨げるリスクが顕在化した場合、適切に金融政策スタンスを調整する用意があるとしています。
- 判断は、労働市場状況、インフレ圧力とインフレ期待、金融情勢、国際情勢など幅広い情報に基づいて行われるとしています。
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ご健康に、ご安全に! 投資は自己判断・自己責任で!!
※本日の参照サイト
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