サマリー(W14: 4/1 - 4/5)

 

この週を振り返って

  • 日本経済新聞は国内最大級の会社情報の口コミサイトにある社員らの投稿を分析し、上場企業約2300社の労働環境と業績を調べた。投稿は協力先の調査会社が企業ごとに人工知能(AI)で数値化した。

   プラチナ:働きやすさ 高、働きがい 高・・・サイボウズ、メルカリ、味の素

   モーレツ:働きさすさ 低、働きがい 高・・・ニデック、王将フードサービス

   ホワイト:働きやすさ 高、働きがい 低・・・リコー、カゴメ

   ブラック:働きさすさ 低、働きがい 低・・・?

  働きがいが感じられるかどうか、これが重要とのこと。興味深い調査。右側は対象企業。

 

主な経済ニュース

4/5: 日経平均株価、一時900円下落。終値38,992円(前日比,-1.96%)。

4/4: 円安が継続している理由

  (1) 日本の金利が海外各国と比べてはるかに低い水準にとどまっている

  (2) 通貨当局の円買い介入を誘発するほど円安進行のスピードが速くない

       (3) 低ボラティリティーな相場環境を利用して低金利の円を売り高金利通貨のドルを買うキャリー

             トレードの存在がある

       (4) 円安が輸出増加につながっていない

 

4/3: 米オフィス空室率は1-3月で過去最高。

 

主な経済イベント

4/1(月) - 4/4(木)

 

4/5(金)

  • 米国の雇用統計、非農業部門雇用者数(Total nonfarm payroll employment)が前月比で30.3万人増加、失業率は0.1ポイント減少、米国経済は引き続き強さを維持している。

  • 週単位で見る失業保険申請件数は、4週連続増加。

 

日銀・短観

  • 大企業・製造業で業況DIが3期ぶりに2ポイント下落。中小企業も製造業で3ポイント、非製造業で1ポイント下落。
  • 設備投資計画でもマイナスが目立つが、中小企業の製造業では3期連続伸びている。大企業、中堅企業では設備投資を終えたところで、中小企業の設備投資の必要性が増したと見るべきか。
  •  DX化を急ぐためにはソフトウェアへの投資は必須。しばらく追ってみる指標かと思う。意外にマイナス傾向になっている。少なくとも製造業では2期マイナス。ソフトウェア整備のピークは過ぎたか。ただソフトウェアは定期的なメンテナンスを要すため、その状況を観測する。

 

主要国PMI確定値

 

 

 

経済イベントとドル円相場

 

a:高値 151.974(3/27)、 b:高値151.946(10/21,2022)、 c:高値151.911(11/13,2023)

木曜日の青色矢印は、FRBの要人発言によるものか。

  • 高値151.954、安値150.810

 

日本株への海外投資家動向

  • 昨年末程度に海外からの投資額は減少。そのまま株価に反映か(下図は1週遅れてます)。

       JPX    投資部門別売買状況  株式週間売買状況より

・・・ー・ー

 

ご健康に、ご安全に! 投資は自己判断・自己責任で!!

 

※池の端を歩いていたら、カワウが小魚を水中から咥えて上がってきたところを3羽のコサギが代わる代わる横取り。それでも数回に一度くらいはカワウ自身が食べてた。しばらくそのような状態が続いていて面白かったです。カワウがコサギに餌を与えていたかのようで。

 

もう一つはカワウが池の端に潜って進むと、その周囲の小魚が水面に上がってくる、それをコサギがついばむ。そんな状況もありました。

 

※本日の参照サイト

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