サマリー(W21: 5/22 - 5/26) 経済イベント

 

この週を振り返って

 

米国ではこれまで楽観視されていた債務上限問題が期限である6月5日までに解消するかという点が俄かにクローズアップされています。

 

ぎりぎりまで決着はつかないというのは間違いなさそうです。そうした一方で米国景気は悪くないというデータが出てきていて、円に対してドルは値上がり。この週で2円20銭をほどあげています。

 

日米のこの金利差ではしかたないのかもしれません。さらに次のFOMCでは25bpの利上げ予想が日に日に増しているようです。現在、64.2%が上がるとしています。

※FED Watch: 30日物FF金利先物価格データから得られるデータです。

 

この状況から日銀はイールドカーブコントロールによる金融政策を変えるだろうと見る観察も米国には出てきているようです。

 

東京都区部のCPIが発表され、コアCPI(日本ではコアコア)は昨年の5月に比べて3.9%に上昇。食料の価格は8.9%になりました。これは東京のデータなので、全国ではやや低くなると思いますが、それでも確かに物の価格は上昇しています。

 

しかし海外の投資家はこれに賃金上昇も伴うと見てか、株価は上昇しています。円安もあり、企業実績はまた伸びているのかもしれません。

 

しかし国内のDX化はまだまだです。マイナンバーカードの入力間違いといった基本的なミスはどの入力方法ですら完全に人に依存していることを示しました。個人的には紐付け方法が洗練されていない(逆にプリミティブか)と感じてます。

 

 

上の表中の矢印に相当する箇所にどの程度上昇したかを記載したものです。数字は目安です。

経済イベントとドル円の為替相場が連動しているところをみたくて、記録しています。

 

 

ご健康に、ご安全に! なお投資はすべて自己責任で!!

 

※本日の参照サイト

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