オミクロン変異株に対する1つの見方

先月のFOMCの議事録の中にもパンデミックからエンデミック移行への言及・議論がありました。参照サイトでは研究結果としてパンデミックの終わりを示唆するのではとの見方があります。日本では昨日、3つの県で「まん延防止等重点措置」が発出されたばかりで増加傾向にあり、このようなことを言うと叩かれますね。しかし世界的にどのように捉えられているか知っておく必要があります。

「増殖」することとある特定の「機能(ここでは病原性)」を同時にもつことはなかなか容易ではないというのが、生物学上の一般的な考え方かと思います。オミクロン株は驚異的な増殖性・感染性を有するものの、デルタ株と比較すると病原性は若干劣るのではないかと言われています。

しかしこれは学問上の1つの見解です。

 

これまで南アフリカを含む周辺4~6か国からの受け入れが拒否されており、南アフリカ政府も必死で状況把握を試みている最中でしょうし、少しでも明るいニュースを発信したいとの思いもあると思います。

 

参照サイトでは、

「南アフリカ医療研究評議会のウェブサイトに掲載された調査結果によると、オミクロン株流行期での死亡は全入院患者の4.5%にすぎず、これまでの21%を大きく下回る。集中治療室(ICU)への入院も少なく、入院期間も「大幅に短い」という。」とされています。

 

潜伏期間は3-5日(増殖性、参照サイト2))で、単純に死亡率がこれまでの約1/4程度(上記参照、参照サイト1))とすると、これまでの国内での感染者数に対する死亡率が1.4%(参照サイト3))なので、その1/4。つまり0.35%ということになります。比較する対象のN数がそろっておらずかなり乱暴な比較ですけど。 この数字をほかの病因による死亡率と比較したりすることで、病因の相対的な位置づけが変わる可能性があります。

 

後遺症もあるようですし、感染者の0.35%の中に自分が入らないという可能性は否定できません。なので3回目のワクチンを打ちますし、相当に気を付けてはいますが、こういった議論も封殺せず淡々と考え続けていくことが重要だと思います。少なくとも米国の公的機関ではすでに言及されています。

 

現状の下落は、しかし、テーパリング影響ですね。即反応しますね。

 

US10Y: 1.764, DXYは昨日の発表から0.5%程度下げています。ポンド円でも円安(急落。0.15%程度)。米国株価も荒れ模様。

 

ご健康にそしてご安全に!

 

※本日の参照サイト

1)

 

2)

 

3)

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000716059.pdf