『REDリターンズ』(原題:Red2 /2013年アメリカ/116分)
監督:ディーン・パリソット
脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
原作:ウォーレン・エリス、カリー・ハムナー
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、マーク・ヴァーラディアン
製作総指揮:ジョン・ブルックス・クリンゲンベック、ジェイク・マイヤーズ
デヴィッド・レディ
音楽:アラン・シルヴェストリ
撮影:エンリケ・シャディアック
編集:ドン・ジマーマン
出演者:ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレンら
引退したCIA工作員が、現役時代に行った諜報活動や暗殺計画、破壊工作での関わりを蒸し返されたり、無関係なのに巻き込まれたりして、その命を狙われるというコメディ・アクション。出演している俳優陣が豪華ですね。
前作では、ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレンとブライアン・コックスらが演じる、CIAやMI6、KGBの元工作員たちが、過去の秘密プロジェクトを隠蔽しようとする現役CIA管理職一味の策略で、暗殺の危機に瀕するという作品でしたが、今作も基本的な構図は同じで、新たにキャサリン・ゼタ=ジョーンズやイ・ビョンホンが加わり、また、前作で年金事務所の事務員「サラ」役であったメアリー=ルイーズ・パーカーが、隠れたスキルを発揮するなど・・・ハチャメチャ度がアップしています。
監督は前作のロベルト・シュベンケから今作ではディーン・パリソットに交代しました。前作でのシンプルなスリラー要素、ストレートなコメディ要素でしたが、今作ではやや込み入った感じとなり、第二弾という難しさも多少感じさせる印象ですが、ワールドワイドに展開するストーリーやコメディの“ネタ”の類が前作から引き継がれた“体”なので、あまり違和感はありません。脚本のホーバー兄弟が引き続きこの部分を担当しているから当然と言えば、当然ですよね。
そのディーン・パリソット監督は、コネチカット州出身。1985年には短編作品でベルリン国際映画祭金熊賞(短編)を受賞、1988年にはアカデミー短編映画も受賞した実力派です。長編作品では、コメディを多く手掛け、1999年のSFコメディ作品『ギャラクシー・クエスト』や2005年の犯罪コメディ作品『ディック&ジェーン 復讐は最高!』があります。
主人公「フランク・モーゼス」はブルース・ウィリスで、この役は引退した元CIAの工作員で、名前からもうかがえる、“神がかり”的な戦闘能力を持った“おっさん”です。近距離戦闘に関しては、ほぼ敵う者などいない“猛者”という設定です。
ジョン・マルコビッチは盟友「マーヴィン・ボッグス」を演じます。この役も元CIAの工作員ですが、「フランク」とは違い、爆破と武器調達のエキスパートです。ただ、約10年に渡り、CIAからLSD等の薬物投与を続けられたため、時に異常な行動・言動をします。
メアリー=ルイーズ・パーカーは恋人「サラ・パーカー」を演じます。この役は、全く男運に恵まれない年金事務所の事務員でしたが、前作で「フランク」と出会い、数々の事件に巻き込まれていくうちに、年齢差を乗り越えて彼と恋愛関係に発展した元普通のOLです。・・・ですが、今作では、意外な特技を披露します。
ヘレン・ミレンは元MI6の工作員「ヴィクトリア」を演じます。この役は、米英の関係のように、「フランク」と腐れ縁の女スパイで、遠距離射撃を得意としています。高齢ながら、現在も引退せずにフリーランスで、各諜報機関から暗殺の依頼を受けている腕利きです。しわくちゃだけど、このおばさん・・・なんかカッコいい。
イ・ビョンホンも出ていますが・・・なんか?取って付けたよう。
豪華俳優陣でみせる活劇です。大変笑える作品でした。
(現在公開中のため、あらすじは控えます。)






























