歯切れワリぃっすね(-皿-;)じゅうろくって。
いえ、ただ安藤裕子を再確認したくって
無理に記念しました。
神々しいです。好きです。つきあいたい。

まだせえしゅんの頃、十六年前のドラマを観ろと
ゆわれたら、修行みたいなもんだったはず。今だって。
二〇〇〇年つったら、ざっくり『ナースのお仕事』や
『HERO』だったはず。観んよ。意地でも観んよ。
ただ人それぞれに、極私的にいつ振り返っても瑞々しい
永遠を約束されたドラマがあるはず。オレの場合は
『岸辺のアルバム』
『早春スケッチブック』
『丘の上の向日葵』
…ああ山田太一はほぼ全部かも。別格かも。ちょっと比類なさすぎかも。
『青い鳥』
…あああこれも別次元。語り尽くせぬほど別次元。
『振り返れば奴がいる』
『王様のレストラン』
初期の三谷幸喜はイケてた。無茶振りや手癖をこねくり回す前は。
そして『池袋ウエストゲートパーク』。
今観てもメシ三、四杯はイケるけど。オレだけか?
ミレニアムの春に降りそそいだ小雪。つきあいたい。

わりいけどオレは松ケンの気が知れないが、小雪史上
この小雪のみが尊い。この小雪にならそそがれたい。
大河の大先生となったクドカンも三谷幸喜も、今や各局を
たらい回しにされる、老害でしかない巨星、山田太一も
かつてはカウンターカルチャーの志士だった。時代に
風穴を開けんといきり立ち、飢えた筆致でジャニタレから
ATGのオナペットから、のちのハリウッド男優まで
まるでチェスの駒を動かすようにキャスティングしてみせた。
冴えてたと云うほかない。
ミレニアムの土手っ腹を突き貫いた。二〇〇〇年のクドカン。
まだな人は。まだ十六年しか経ってない。