通勤の車窓から海が見たいと、半島に家を買った。
妻美しい。不妊と同居。妻消えた。面影を捨てきれぬが
通年営業のロハスな海の家の女はハバノリをくれたり
まんざらでもない。さて、そろそろ、捨てきるかな。
捨てきれるわけもないけど。






Nオン、徳永えりなんてあるかな?「ございます」
いや『梅ちゃん先生』全156話はあんまりです。
「では短編を。全三話中の一話30分足らずですこちら」
『あなたに似た誰か』の「車窓の向こうの人生」
「ライトでロハスな軽いお口当たりでございます」
重いけど。



奥貫薫…これは頼んでませんおさげいたしますかいえ
さげないでくださいもう少し…もっと…もっとください。
局のホスピタリティ。TVって、供給側の事情の食材を
ひたすら供給側の論理で、需要もないオレたちの
口へと流し込む、もうそれ以上でもそれ以下でもないと
一縷の望みすら忘れてた。日本放送協会は流石だな。
宅間孝行が車窓から、子を身籠ってしあわせそうな元妻を
発見するこのシーン。いつも反射的に神に願うんだけど
寄れ!寄れ!と。
でも願うより先に寄る。『紙の月』も『途中下車』も
『外事警察』も『雲霧仁左衛門』も『だから荒野』もだ。
ありがとうございます。




局事情的にはフリー素材にかぎりなく近いはず。奥貫薫や
黒沢あすか、片岡礼子とかってさ。でも必然に呼ばれるだろ?
で必要だから寄られる。至極真当な制作の論理だ。NHK。
泉ピン子が出ているドラマを初めて観たけど、そこに奥貫薫。
徳永えり。中和と浄化もきちんと計算されてる。流石NHK。