TATTOO[刺青]あり | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


子供の頃TVで観た、銀行襲撃と籠城の一部始終。
のちの報道で犯人は、人質たちに差し入れられた
カップヌードルを「栄養がない!」と激昂したと
伝えられ、あんな猟奇的な犯罪者がそんなママみたいな
こと云うの、子供心に衝撃以外の何物でもないでしょ?



梅川昭美という男。


映画本編はそこらへんの現場の描写はまったくないが
情婦、関根恵子までが食生活を徹底的に管理され
チキンラーメンを食べようとしただけで張り倒され
結局、恵子はべつの男に逃げる。そのべつの男、鳴海は
「犯人梅川の女は山口組組長襲撃犯の女だった!?」
という週刊誌の見出しがやはり子供心に生々しかった
鳴海某ご当人。口ばっかで未練たらたらの梅川が
のこのこ訪ねてって強引に復縁を迫るもバサーリ。



「ウチ、ほんまもんのオトコがすき」


結局、最終的に口ばっかの男を焚きつけ、凶行に走らせたのは
女のひと言じゃん。女のひと言じゃん。女のひと言じゃん。



関根恵子はこの作品で伴明監督と出会い高橋に。


「男をあかんようにする女…」


や、なすりつけるなんて、非は100パーこちらにある
前提で、女は大抵そう。女は大抵そう。女は大抵そう。