アミール・ナデリ?まったく知りません。
アッバス・キアロスタミすら辛うじて。
いや、常盤貴子がいいと思ったのぶっちゃけ
『悪魔のKISS』以来、じゃないですかね。
髪型のせいでしょうか。





や、少し真面目に語ります。西島秀俊のアジテーション。
「映画は売春じゃない!映画は芸術であり真の娯楽だ!」
ひざを打つ。そうだそうだ。でもナデリは微笑んでは
くれない。半可通を気取る僕に冷や水を浴びせるようにさ
矛先は僕に向いた。痛い痛い映画だ。
前記事はネタじゃないんです。


百本の映画中、僕の記憶中枢を掠めてくのはスコセッシや
キューブリック少々、アメリカンニューシネマの微々たるもの。
アントニオーニを語れなかった僕を嗤い、責め立てるように。
小津安二郎も溝口健二も、キートンもチャップリンも逐一
まるで嗜まぬ。黒澤明ですらたぶん一本未満。『市民ケーン』?
百発め、オーラスで高らかに掲げられるそれすら観てねっす。
まあ映画道はそれぞれだ。

イランの、常盤貴子をありがとう。