来る友あれば去る友もあり
結局オレたちは自分の足だけが頼みだ
どうにかこうにか前へと進まなきゃだ
誰がいなくなろうと地球は回る
泣くな、女よ 涙を見せちゃいけない
ダイジョーブダイジョーブ
世はすべてこともなし だから
泣くなっつーの女
超意訳許されよ、ボブ・マーリー。
いっこだけ、いやにこだけずっと喉に刺さっていたこと
書きます。いつも我先に僕のくだらない宣言に「いいね!」と
相槌を打ってくれていた友が、「あんまよろしくないね」と
ばかりにスルーしてった記事が、僕の記憶が正しければふたつ。
けして短くはなかった交信の歳月で、たぶんたったのふたつ。
『裸のいとこ』
『原子力戦争』
偶然でもうっかりでもないだろ。そんな迂闊な男じゃない。
元々迂闊で著しく配慮に欠けるのは僕のほうで、べつに
原発マンセーを謳ったわけでもなく被災者を揶揄したつもりも
ないが、のうのうと外野の身分で知ったふうな口をきくのが
やだったろ?根に持つわけじゃないし、棚に上げるわけじゃない
謝ったり、訂正したり、削除する気も毛頭ないのだけれど
あの人なつっこく、けどナイーブすぎる友の、押すか押さぬかの
逡巡と、やっぱ押せないよという意思表明が見てとれるんだ。
重ね重ね許されよ。でもおざなりでない、馴れ合わないノー。
友よりの、ふたつの否。非。僕はこれを大事にもっておく。