Across The Borderline | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!


黄金郷の伝説を
聞いたことがあるか
通りすべてに
黄金が敷き詰められているという
そこは国境線のすぐ向こう側

だが思いとどまるがいい
ここにお前が学ぶべき戒めがある
見つけようと望めば望むほど お前は
多くのものを失うことになるだろう

反古にされた約束の地へと
たどり着いたとき 夢はお前の手をすり抜けてく
後悔しても もう遅いんだ なぜならお前は ここへ
来るために すべてをなげうって来たんだ
お前はただ国境線上で途方に暮れるだけ



三が日最終、日がなライ・クーダー。

けどなけなしの希望がまたお前をそそのかす国境線の向こうへと


...と名優ハリー・ディーン・スタントンが三番目の
ヴァースを訥々と歌うバージョン。僕のトライ&
エラーを戒め嘲笑う。いつも頭の中で鳴っている。ライの
ギターのニッケルの摩擦音は'Enjoy now, pay later'の
金科玉条。明日から現場復帰。襲い来る虚無の連続と
掘った穴埋めろ、の無間回廊のお出ましだ。喰った喰った。
惰眠暴食朝風呂糞づまりの四日間。ああ気が十六屯。


でも胃はもっと重い。