All Shook Up! | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

呼ばれてませんが、きょうは
ソウルミュージックの成り立ちと
その変遷、をお勉強しましょう。



もう覚えましたね、サム・クック。


どえらいカッコいい。

「ソウル」はまだ辺境の人種音楽で、サムは
けして羽目を外すことはせず、虎視眈々と白人層に
狙いを定めています。ハーレムスクエアの彼を
知ればこそ、衝動と抑制の振り幅に痺れるのです。



オーティス・レディング。ソウルの巨仏です。


ソウルの、倍返し炸裂の瞬間。

1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバルでは
メンフィスの片田舎から半信半疑でやって来た
純朴な黒人青年と、配管工みたいな彼のバックバンドが
小さなアンプで20万人の大観衆をノックアウトします。



かたや地球の裏側、スウィンギング・ロンドン。


もう腰が、腰がもちません。

ある意味、ザ・フーをも凌ぐモッド・イコン、
スモール・フェイセズもヒップなサザンソウルの
虜でした。スティーブ・マリオット青年の
白人ばなれしたシャウトは、まだケツの青かった
ロバート・プラントの憧れの的で、のちの
レッド・ツェッペリンなんかへと脈々と継承され。


ついこないだまで皮膚の色で人が吊るされてた
ステイツ南部の田舎町で起きた奇跡は世界中へと。


ばらまかれた。その奇跡の名がソウルミュージック。
申し上げたいことはひとつなんです。SHAAAKE!!!


ご静聴、ありがとうございました。









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