映画をめぐる冒険の書 | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

暗いし、ただでさえ複雑な相関図と
入り組んだ時系列。ええオンナも
出てこんし。こんなもん無駄に長いと。


まるで自画のように、へりくだるように
自嘲気味に軽口を叩いたらしかられた。


でもこんなもん生きてくのに…絶対必要だった。
『ゴッドファーザー』。とりわけPARTⅡが。
映画とタフに向き合う叡知を。未知なるもの
とてもじゃないが届きそうにもない遠大さに挑む
勇気と痛みを、コッポラとアル・パチーノが。



アル・パチーノとジョン・カザールがくれた。


兄と弟の「死の接吻」。今観ても胸、つぶれそう。


レイク・タホ。裏切者の粛清。地獄って絶対こんな色調だ。




お前、銃声だけで悟れよここは。フィクションで
あろうとなかろうとお前、映像ってのはさこうやって
語りかけんだ。歌わせんだよ。なけなしのスキルと
イマジネーション、あんのかお前、ないのか、どうだ?



 'The Godfather'
 'The Conversation'
 'The Godfather PARTⅡ'
 'Dog Day Afternoon'
 'The Deer Hunter'



たった5本の出演作をありがとう。


ジョン・カザール、という人生訓と共通言語。
貰ったもんも失くしたもんも、あまりにでかい。









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