田島則子の名のもとに | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

よく語られるように
家族の在り方を問われる、
なんてことはなかった。



もっともらしいことを(笑)


今もまるでない。家族とは?
そんな、自分で自分を問いつめるみたいな
そういう大義、局の後付けっぽい。
山田太一も、もっと本能的に日常の危うさを
描いてないか、このドラマ。非現実的な。



リアルと、そのへんに転がってそうな。

 山田太一 『岸辺のアルバム』より



エアポケットのようなファンタジー。
そのやな感じの振れ幅にやられちゃったんだ。
既視感のある日常で、起こるはずもない
ことが次々に。それにただゾクゾクしただけ。
してるだけ。それじゃ駄目なのか、太一。


なかったことにするしかなかった、則子の、
北川の、苦々しさもなかったことに。
雨降っても地、固まんなかったんじゃないか。


オレはいまだ狂おしいね、このドラマが。








Android携帯からの投稿