彼女のV12DOHC彼女のニッティグリッティ。きりきりきりと切れあがったV字型。真っ赤な主翼は鼻濁音で嘘をつく。鶴田真由の。エッジの効いた面相を欺くような声。ころころと耳のあたりやわらかな鈴の音が、前触れなく鼓膜を射つ。たまらない。少し足りない感じを演じてみたり。もういいから。スロースロー。そろそろクイックをさ、と所望いたしたら、たちどころに消えた。幕引きは。サヨナラだけが音速を超えた。V12でどこまでも行けると思ってたのに。Android携帯からの投稿