川向こうの町から 宵闇が来る
煙突も家並みも 切り絵になって
哀しいほど紅く夕陽は熟れてゆくの
私だけが変わり みんなそのまま
ヒメジョオンに埋もれてくちづけをした
土手と空のあいだを風が渡った
哀しいほど紅く川面はゆれていたの
越していった日から顔も忘れた
哀しいほど紅く 心は燃えているの
思い出すそばから 葬るくせに
哀しいほど紅く夕陽は熟れてゆくの
私だけが変わり みんなそのまま
松任谷由実 『ハルジョオン・ヒメジョオン』
ひとにはみんな、悲しい記憶がある。
痛がり、寂しがりのくせして、さらなる
痛みを呼び込む。ほら来ちゃった。
このひとは、手の甲だけじゃなく顔やたぶん
いろんなとこが、パチンとはりつめてて
いずれ崩れゆくそれ、全身全霊で統率しようと
抗ってるふうが好きだな。岡田美里。
遺伝子構造すらねじ曲げて、意のままに。
完璧なるレディーメイド。
ひざ、手の甲ときたら。肩だろう(`∀´)
ぶっちぎりの寂寥感。川面も揺れりゃあ。
オレも揺れる。堕ちる。
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