たばこをくわえながら 車を走らせる
甲州街道はもう秋なのさ
ハンドルにぎりながら ぼく半分夢の中
甲州街道はもう秋なのさ
もう こんなに遠くまで、まるで昨日のことのように
甲州街道はもう秋なのさ
ぼく まっぴらだ
もうまっぴらだ
これからは来ないでくれないか
ぼくもうまっぴらだよ
うそばっかり うそばっかり
うそばっかり うそばっかり
ハンドルにぎりながら ぼく半分夢の中
甲州街道はもう秋なのさ
どこかで車を止めて、朝までおやすみさ
甲州街道はもう
きのうの真夜中少し前。まるで
秋のような肌寒さで。それでもこれが甲州街道さ、と。
東に進めば暗黒の迷宮に呑み込まれてく。
西向きゃ、否応なしにさすらいの旅へと
闇雲に背中を押される。うん。これが甲州街道の風だよ。
風邪引きそうだけど、窓は開けっ放しにしとかなきゃ。
キヨシも、ランタンパレード=清水民尋も
この流浪の風にきっとやられた。
風邪引いた。
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