Break on through to the other side | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

昼は夜を滅ぼし夜は昼を
切り裂く…向こう側へ。ずっと行きたかったけど。
うん。ずっと。まあいろいろと。諸事情ございまして。

少しマニアックな温泉に
行くと、ネイティブのお年寄りに紛れて
大体こちらと同年代の、目つきの鋭い男たちが。
緊張が走る。向こうもこちらを警戒してるようだ。

浸かりかたがデキる。
湯を、泉質を全官能器官でスキャンするような
やり方。手拭いが粋だったり。長く浸かるうちに
ネイティブ退場。一気に高まる緊張。

牽制が始まる。マンツー。
三つ巴、四つ巴のことも。「ふうっ」と強く
ため息をついたり、名だたる名湯のネーム入りの
タオルをこれ見よがしにはためかせてみたり。

「お、夏油ですか」
宣戦布告。マニア・ファイトの火蓋が切って
落とされる。「八ツ場ダムの…」ああ川原湯ですか。
「温泉神社で自分で卵茹でられる知ってましたか」いや
それ知りません(-ω-)

「ところでその手拭い
箱根の天山のオリジナルじゃ?」ああよくご存知で。
「わたしは全色揃えましたよ」(-_-;)…終わることのない
豪速球キャッチボール。

何処が凄かったの
彼処がやばかったの、湯あたり必至のクロストーク。
マニアvsマニアvsマニア。そんなもののふたちが。

口をそろえて「彼処だけは」
「やばすぎでしょ」「死にかけましたよ」と。
臨死体験?頭のなかで情報が像を結ばない。マストミ?





明日は彼処へ。向こう側へ突き抜けろオレ。さあ。





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