少しはなれたところからさかんに何かを
訴えてます。タイクツなオレを憐れんでいるのか。
あいつが 彼女を連れ去った 後悔すると思うな
この情けない寝取られ男は いまもきみを想うよ
この哀しみにうちひしがれたこいつは
きみを愛するだけで幸せだった だけど だけど
あの不実なあいつは きみを泣かせることになる
'This Boy'
黄昏がこの歌を連れてきた。
春の日のひねもすのたり男のこいつはさ
黒白でふわふわの柔毛の、白椿の薫りのそいつを
息苦しいほど抱きしめたいけど。
日中は何処にも。明けのオグっち、暮れのオグっち。
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