ハロー・グッバイ | キャプテンニッポンのソウル温泉

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ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

NHKの番組で、坂本龍一が
ホストを勤める『スコラ 音楽の学校』
と云うのがあって。普段ほぼTVに背を向けて
暮らしているので、友人に教えられYouTubeで
ちょいちょい拾って楽しく拝見していた。

例えば「ドラム&ベース」の回では
じゃあ、このベースを聴いてもらいましょうって
シュプリームスの'How Long Has That Evening Train
Been Gone'とか尋常ならざる例題を。選曲:細野晴臣(笑)

んでジェームズ・ジェマーソンの
このベースがうんたらかんたらって講義が
あって。YMOのメンバーでスライのナンバーを
演奏したりする。

「ハーモニー」の回だったか
ビートルズの'Hello Goodbye'の実演がね
もう。細野さん、ヘフナーのヴァイオリン・
ベース抱えてたり、小山田圭吾が後ろでしずしず
貞操帯つけたみたくコーラルのエレキ・シタールなんか
弾いてたり鬼気迫るカヴァーで。

なかでも幸宏さんの
憑依されっぷりときたら。完璧、喉には
ポマカが。スティックにはリンゴが。降霊してる。
ああ。あのふたりは生きている。生き霊か。ダブルで。





またこんなこと云うとさ
怒られそうだけど、はじめて原曲の素晴らしさに
触れた気が。すげえ。あらためてあの3人はイタコ。
絶対にそう。もしくはエクソシスト。じゃなきゃあんな
リヴァプールやアビー・ロードは濃密に薫らない。


この世のものなのか。





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