12月の子供たち | キャプテンニッポンのソウル温泉

キャプテンニッポンのソウル温泉

ウォンチュー,スリー,フォー,ファイブ,セックス,ヘブン!

ストーンズ。
ザ・ローリング・ストーンズと
云えばブライアン・ジョーンズだ。

ミック・ジャガーと
キース・リチャーズが主導権を握り
数多のジャガー/リチャーズ作品の名曲を
世に送るようになる少し前。ストーンズは
ブライアン・ジョーンズだった。

ブライアンの頭の中の世界で
憧れと畏れと焦燥感をごちゃまぜにして
想像上で創りあげた黒人音楽。それを
吐き散らすのがストーンズだった。


凍えるロンドンの街角から
細い路地裏のビルの隙間から世界を
睥睨する、恐るべき子供たち。

このジャケットがすべてを物語る。

これの次のアルバム'Aftermath'で
ジャガー/リチャーズのオリジナリティは
ほぼ完成を見ることになり、ブライアンは
次第に居場所を失う。

その直前の、ブライアンという
'ハーメルンの笛吹き男'に導かれた4人が
まだ'パンク'だった刹那の瞬間を捉えた
青みがかったモノクロームの記録。



『12月の子供たち』(歌うは、みんなの)
ザ・ローリング・ストーンズ*



最高じゃないか。







Android携帯からの投稿