今日のゲストは山田太一。
9月に亡くなった
杉浦直樹さんを、過去の出演映像とともに
偲んで、という主旨だった。
杉浦さんの死を伝えるニュースが
揃いも揃ってジャニス・イアンを流してて
初めはそれがちょっと嬉しかったりして
杉浦='Will You Dance?'を共有できる
自分を誇らしく感じてみたり。でも
「ちゃんとした追悼番組がなかった」
山田太一がそうはっきりと発言したことで
ああ、そうだ。『岸辺のアルバム』もあの歌も
70年代後半にある一定の世代だった日本人の
あれは至極当たり前の共通言語だった、と
つくづく気づかされる。
あのドラマにおいて
杉浦直樹は日本の父であり、竹脇無我は
父となってしまった男の、自由であることへの
諦めきれない執着だ。
父であることも
父でありきれないことも
男にとっては劣等感であり
胸の疼く郷愁でもある。ような。
らしくもないことを(笑)
ぜひ次は国広富之を招いて、『繁』の
若き暴走を断罪してもらいたい。
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