年末年始、他の国会議員の方々は一体どのような活動をしているのでしょう?

民主党の中には、首相公邸や小沢邸に初詣でに行かれた議員もいるのでしょうが、年も改まった新年そうそう国会議員同士で集まり新年会というのは、かなり世間から乖離していませんかね・・・。

私はと言えば、全く国会議員らしからぬ年末年始で、12/30、1/1、1/2と三日間、小学校、中学校、高校の同窓生との忘年会&新年会でした。
普通の人よりも少しお付き合いが多いくらいです。でも、同級生たちがどのようなことを考え社会を見ているのか、国の将来をどのように憂いているかを直接耳にする、本当に有り難い機会でした。

困ったのは連日連夜の焼酎・・・。鹿児島の飲み会は、やはり飲む量が違います。

そこで今日は、体のことも考え、敢えて宴会をスケジュールに入れずに休肝日にし、両親と初詣に出かけました。

向かう先は勿論、鹿児島県護国神社です。
$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba

緑に囲まれた鹿児島県護国神社の社の前に立つと、いつも心が落ち着き敬虔な気持ちになります。
「今年も一年、正しき道にお導きください」と英霊にご挨拶し、新年の誓いを致しました。

そして神社といえば、やはりオミクジ!ですよね
皆さん今年のオミクジもう引きましたか?

私は「小吉」でした。

昨年はあまりに素晴らしい年でしたから、今年は少し自重すべき運気なのでしょう。神様からの啓示にも、そのように書いてありました。

あたりまえの一日を過ごせること、今日もご飯が美味しいこと。家族も自分も元気で、働くことができること。

それ以上に望むことなどありませんしね。

「私」としては十分満ち足りていて、これ以上の幸せなどありません。
有り難い感謝の気持ちを持って、国家に奉公させて頂くのみです。
毎年、一月二日は、書初めをしています。
その年の予感を反芻しつつ、自らの一年の抱負を漢字一文字で表すのです。

私の今年の抱負は

「どのような波乱・困難がおきようと、泰然自若として腹を据え、国政に取り組む」

です。

そこで、今年の漢字一文字は

「泰」

昨年の夏に生まれた甥っ子の「泰佑(たいすけ)」が元気に育つようにとの隠れた願いも込めました。

さて、皆様は何を一年の目標に掲げましたか?

$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba
大雪の大晦日から一夜明け、鹿児島では積雪22センチという異常な初雪を記録しました。
一年の計は元旦にありといいますが、私の場合、元旦の朝目覚めたときの感覚は、今年一年の予感にも通じるものがあります。

そして、この感は、とてもよく当たります・・・怖いくらいに!叫び

昨年の元旦は、体中に力がみなぎってきて、「今年は必ず凄く素晴らしい大転機が訪れる!」といううれしい予感がオレンジ色の光と共にパアッと頭の中に広がりましたキラキラ

そして、今年の元旦は・・・

嵐が来る感じがするのです・・・。波
何か大きな波乱が起きそうな予感がします。それがどのような結末に繋がっているのかどうかまでは解らないのですが、「余程しっかりと腹をすえて掛からないと自分が流されてしまうぞ!」という危機感のようなものがゾワゾワと背中を走るような感じがしました。

しかし、不安に慄いてはおりません。
論語にも
「知者は惑わず 仁者は憂えず 勇者は懼れず」
と申します。

神仏を敬い、祖先を大切にし、人としての正しき道を歩むのみ。
今年も一年、謙虚さと努力を忘れずに、日本の為に汗を流してまいります。

皆様の一年が幸多きものとなりますことを、心よりお祈り申し上げます。

$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba
降りつもる み雪にたへて色かへぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ 【御製】


(※公職選挙法により、「議員の有権者に対する年賀状の配付」は禁止されております。年賀の御挨拶をブログにて簡略させていただきますことをお赦しください。)
今年は猛暑の一年でした。
12月に入ってからも、なかなか気温が下がらず、議員会館前のイチョウ並木にも、何時までも黄色の葉が残り、「このままで、正月が来るのだろうか・・・」と思っていました。

ところが、今朝起きてみると、真っ白な雪景色!
そういえば昨年の大晦日も、鹿児島は大雪だったような気がします。

こんな雪景色を見ていると、子供の頃に見ていた「笠地蔵」の絵本を思い出します。
$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba

そういえば最近、昔話の絵本をあまり見なくなりました。
子供心にも、意地悪な振る舞いをする登場人物の結末をみて、「悪いことしたらいけないんだ・・・」と感じ、それが道徳心の萌芽であったように思うのですが・・・。


毎年、12月30日は、親戚一同集まっての餅つき大会と決まっています。

父の生家のある、鹿児島市郡山町は、昭和の30年代を切り取ったような景色の広がるド田舎。
もう祖父母共に他界したため、現在は誰も住んでいませんが、両親は墓守となって、毎週通っては、お墓の花を変え、小さな畑を耕して野菜を作っています。

「このままでは、親族の絆さえも希薄なものになってしまう」と、父が数十年前から親族に声をかけて始めた餅つき大会も、今年で何年目になるのでしょうか?

コメをセイロで蒸すところから始まる我が家の餅つきは、薪をくべて火を起こすところから始まります。
父の田舎のお風呂は五右衛門風呂です。小さい頃に里帰りした時、お風呂を沸かすのが子供達の仕事でした。おかげで未だに火を起こすのは得意です!
$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba

セイロで蒸したお米が蒸し上がれば、餅つきの開始です。餅をつくのは男子の仕事。合いの手は女性の仕事。そして子供達は餅つきはさせてもらえず、親戚のお姉さんたちと一緒になって、餅を丸めたり、お米を洗ったりします。こういう分業を体で覚えることで、自然と家庭における役割を学んでいくのかもしれません。
$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba

餅つきと同時に、年越しの蕎麦も打ちます!
今年の蕎麦粉は、父が畑で作った蕎麦です。製粉所で引いてもらったそば粉を使い、ツナギに父が山から掘り起こしてきた自然薯を使っての、手打ち蕎麦です。
$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba
プロが作るみたいに、長~いお蕎麦には、なかなかならないのですが、まぁ、田舎そばということで・・・。


今年も無事に、通年行事を終えました。
街中もキラキラしたイルミネーションに飾られているクリスマスクリスマスツリー皆さん、ご家族との団欒を楽しんでおられますでしょうか?

政治の話ばかりを書いていると肩も凝りますから、今日くらいは、軽い話を。皆様も仕事から離れて、家族との一時を大切にしてください。

私は宿舎で一人、クリスマスらしい夕食を作って食べました。

「レバニラ炒め」&「日本酒熱燗」にひひなんでやねん!

少し塩を入れすぎたきもしますが、美味しかったです得意げ

メリークリスマス!


$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba
選挙終了後より、宇都隆史事務所の体制整備を急いでいたのですが、要となる政策担当秘書のポストが空いたままでした。

国政の場にて、外交防衛を一歩でも前に進めるためには、有能な政策秘書の存在が不可欠です。

それで、政策担当秘書を求めていたのですが、ようやく決定いたしました。

私の政策担当秘書を務めていただけることになった、潮匡人(うしお まさと)さんです。

知る人ぞ知る?ですよねビックリマーク

よしこれで、体制は整ったぞメラメラ

一足早いクリスマスプレゼントを貰った気分でした。プレゼント


$うとたかし オフィシャルブログ「ことら大尉のハート録!」Powered by Ameba
昨日は12月8日でした。
69年前の今日、先達が米国との開戦に踏み切った決断を下した日です。
政治的判断が正しかったのか間違っていたのか・・・。それは戦勝していたか敗戦していたかによって、後世の評価は変わってしまうものだと思います。
破滅へ繋がる道への愚なる決断をしたという方もいますが、少なくとも69年後の今日に、地球上に日本国が存在し、日本人が日本政府を営んでいるという事実は、評価すべきだと私は思います。

色々な想いを込めて、靖国神社に参拝してまいりました。
英霊に心から手を合わせた後、明治天皇の御製が目に留まりました。

並びゆく人には よしやおくるとも
 正しき道を ふみなたがへそ (明治四十三年 御製)

(周りに遅れをとるまいとして、正しい道を踏み外してはならない。)

大東亜戦争に踏み切る前、国内世論に「(欧米列強に)乗り遅れるな」という声が充満していたといいます。「軍部が独走して戦争に踏み切った」というのは一方的な言い分で、世論を形成する新聞紙面等はこぞって「参戦」を煽ったのは事実です。

そして、今日また「乗り遅れるな」という声が新聞紙面に充満しています。
菅政権は、TPPに象徴される「グローバル化の波」に乗り遅れるなと、十分な分析も議論もないまま、重大な一歩を踏み出そうとしているように見えてなりません。

そして、数の論理を優先し、社民党との連携も模索し始めました。
そもそも、鳩山政権にて社民党が離脱した理由は、「安全保障に対する理念」で一致を見ることができなかったためではなかったのでしょうか?

哲学・理念を捨てた政党に、憲政の王道を踏めるとは到底思えません。

困難な時代ではありますが、だからこそ拙速な決断を退け、明治先帝の御言葉を深く自覚しなければなりません。

正しき道を ふみなたがへそ

皆さん、本当にご無沙汰して申し訳ありません。
久々にブログ再開します。

臨時国会中が、12/3(金)で幕を閉じました。
ストレスの溜まる国会というか、閣僚の失言や不誠実な対応に、毎日のように傍聴席でカッカプンプンDASH!してました。

しかし、国会が終わってみると、国を先に進めることが一歩もできなかったような徒労感だけが残りましたガーン「民主党を誹謗中傷するために、国会議員になったわけじゃないんだが…」と…。

確かに、現在の菅内閣には、国の舵取りを安心して任せてられませんし、民主党には「国家解体を目論んでいるのではないか?」と疑いたくなるような言動をする議員も多く、そういう意味では共感できる相手ではありません。

しかし、今の与野党の関係を冷静に眺めてみると、あまりに感情的対立爆弾が過ぎて、冷静な議論ができなくなっている状態にあります。

もちろん、木で鼻をくくったような横柄な閣僚の答弁態度にも問題がありますし、結果としての政権交代のはずが、それ自体が目的化し、「民主党をいかにして与党の座から引き摺り下ろすか」に躍起になっている野党側の姿勢も問題でしょう。

議論の場には、相手に対する敬意と礼節がなければなりません。醜い泥仕合ではなく、見ていて清清しい洗練された論戦を国民は望んでいます。それこそが、武士道精神に則った戦いの作法であり、保守を掲げる自由民主党の矜持ではないのでしょうか。

つまり、天下国家を語るとき、あまりヒートアップせずに、「頭はクールに!ハートは熱く!」が必要なんですよね。

特に薩摩人は、血がニトロでできているため、よほど注意しなければなりません叫び

今日から、少しづつ臨時国会で取り上げられたさまざまな問題をレビューしていこうと思います。
朝の部会から、「尖閣ビデオ投稿」に関する件で、話題は持ちきりでした。
ビデオを投稿した海保保安官の処遇を巡って、政府が主張する厳罰論ドクロあるいは民意が主張する情状酌量論しょぼんに話が二分されています。

しかし、一度ここで明確にしておきたい問題があります。

この海保保安官は、いったい何の罪を犯したのですか?

政府は、国家公務員法の「守秘義務違反罪」であると主張していますが、そもそも、問題のビデオテープは「秘密」の取り扱い区分に指定されていたのでしょうか?

例えば、防衛省の場合、防衛上漏えいしてはならない「職務上知り得た秘密」は、「秘密」に指定するための特別な手続きを経て、取扱い責任者が指定され、厳重に管理されます。(もちろん、コピーなんてとんでもありません。)また、秘密に指定された文書や図画を漏えいした場合には、「秘密の漏えいに対する罰則規定」が明確に定められており、悪意の有無に関わらず厳正に処罰されるのです。

そこで、本日の朝の部会において、海保の役人に質問をしました。

宇都:「海保におけるビデオの取り扱い区分は、秘密等の指定をしたのか?」
海保:「捜査書類としての区分ですから、当然守秘義務があると思う」
宇都:「ビデオの内容を漏えいした場合の処分は、これまでどのように行われたか?」
海保:「過去の事例については、今ここでは解らない」

つまり、海保はビデオを「業務上知りえた秘密」として取り扱ってはいなかったし、これまでも「部外に不用意に流出させてはならない」程度の認識で、教育用としてコピーしたり、誰でも閲覧できるように扱ってきた程度の「内部限定情報」で、漏えいした場合に処分相当のものという認識などなかったということではないですか。

では、なぜ今回だけ特別に「守秘義務違反」を問われるのかむっはてなマーク

それは、政府がビデオの公開を拒み続けてきたからという一点だけではないでしょうか?

つまり、政府の意図に反した行為は、例え法律で規定されていないことであっても許さない!そういうことではありませんか?

各省庁の現場には、「政府批判をするな」「そのような者を見かけたら告発せよ」という指示すら流れているやに聞きます。

これを独裁的政権運営ドクロと言わずして何と言いましょうか?

仙谷由人官房長官は10日の記者会見で、
海上保安庁の鈴木久泰長官の監督責任については「独立性、自立性に応じた責任は当然出てくる。強制力を持った執行部門は、それなりの強い権限がある代わりに強く重い責任を負う」と責任があるとの認識を示しながら、
馬淵澄夫国土交通相に関しては「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う」と、責任を問わない意向を示しました。

現場だけに責任を押し付け、最終責任を取ろうとしない文民に、シビリアンコントロールを語る資格などありません。

批判的ブログは書かないようにしようと誓ったばかりなのに、現場の海猿たちの憤懣と悔しさを思うと、今日だけは書かざるを得ませんでした。ガーン

菅総理!!、今こそリーダーとして、
「そもそも、こんなことになったのは、総理である私がビデオ公開の判断を誤ったためだ。現場の隊員に罪はない!」と不問に付すくらいの度量を見せてください。

そう言ってやらなきゃ、現場は命を懸けられませんよ…ガーン