釣部渓三郎、女性殺害と詐欺容疑で逮捕!?阿蘇であった美女の証言から「ニセ釣部」の存在が浮かんだ。疑いが晴れたのもつかの間、今度は「ニセ釣部」と間違えられて、釣部本人が拳銃で撃たれる。手負いの釣部はアキや蟹沢とともに、犯人を追う。


雄大な南アルプスの絶景を眺望できる夜叉神峠、この峠を下る途中、北多摩署の相馬刑事は自殺を図った女性を救出した。女性の名前は岩倉貴美子。相馬によって一命をとりとめた貴美子だが、何故か自殺の理由を語ろうとしない。不審を覚えた相馬は岩倉家の単独捜査を開始。その矢先、北多摩所管内で巡査二名が刺殺された。犯人は拳銃を強奪した逃走。なんと巡査殺しの関係者に夜叉神峠で相馬が偶然目撃した謎の人物がいた・・・。背後には巨悪のシンジケートが?


北多摩署刑事・相馬の車で死体が発見された。新宿歌舞伎町で駐車中に運び込まれていたのだ。微妙な状況に置かれた相馬は、所轄外の事件を単身追う。被害者は駐車場オーナー・平賀喜一郎。平賀が高額の地所を所有していることから、巨悪の匂いをかぎ取る相馬。しかし所轄署からの圧力により、相馬は捜査を断念。休暇を取り、箱根へ向かった相馬は芦ノ湖で溺死体を発見する。死体には奇妙な揚羽蝶の刺青が?しかも平賀殺害の容疑者に同じ姿勢をした者が居たことが判明。さらには箱根登山道で出会った女にも不審な行動が浮かぶ。


北多摩署刑事・相馬は、ある事件で知り合った少女・坪山千江と三年後の再会を約束していた。だが、三年後、相馬と対面したのは、全裸の死体となった千江だった!殺害されるまでの一年半の間、何故か、千江は所在不明。懸命に千江の交友関係を追う相馬は、不審な動きを見せる組織の存在に気付く。さらに、その組織に失踪者が続出していることにも知る。失踪者と過去の千江の足跡を求め、伊豆、そして福島へ。そこで相馬を待ち受けていたのは、驚愕の怪事件であった。


長野・常念岳の麓で、国立市に住む洋画壇の巨匠・奥本涼風が刺殺された。偶然、現場を通りかかった北多摩署の刑事・相馬は、殺害現場に残された奇妙な点に気付く。さらに涼風と内縁関係にある園田千秋の娘・絵里子と相馬には、過去にある因縁が・・・。急遽、北多摩署に戻った相馬は、涼風の人間関係を洗う。だが、疑わしき人物には、すべて鉄壁のアリバイが。美術界、政界を覆う闇が、相馬を苦境に追いつめるなか、事件関係者を巻き込む新たな殺人事件が発生する。


八丈大二郎は27歳になる泥棒である。といってもただの泥棒ではなく、忍び込み専門の由緒正しい血統書突きの泥棒である。彼が宝石商に忍び込み、金庫を開けたところ中から死体が・・・。続いて第二、第三の殺人が。大二郎は自分の嫌疑を晴らすため得意の忍びを生かして独自の捜査を始めたが・・・。


北秋川の風張沢付近で、二度に渡り女性強姦殺人事件が起こった。殺し方が同じ事から、捜査本部は同一人物による犯行と断定し、近くの飯場の労務者・石破を逮捕した。裁判の結果、石破の死刑が確定し、身柄は東京拘置所に移された。過酷な取り調べにより自白を強要された男が味わう死への恐怖と真犯人への憎しみ。血の繋がりのない妹への恋。石破の苦悩をよそに、刑執行日の日は刻々と迫る!


大手都市銀行・西東京銀行に、相次いで脅迫・テロまがいの事件が発生していた。新聞によると、長引く不況による不正融資が原因と見られていた。山と海と釣りをこよなく愛し、美味い酒を飲むことに生き甲斐を感じている推理作家・釣部渓三郎は、新宿で偶然日本刀を手に同行支店に押し入ってきた男と遭遇した数日後、釣部は行きつけのスナックで知り合った美人ダンサーと、駿河湾へクルージングに出かけた際、西東京銀行に勤務していた女性の死体をつり上げる。釣部の身辺に起こる不可解な事件の数々。やがて、釣部の名推理により難解な事件が一本の糸に・・・。


北多摩署の蟹沢は、ネズミをよく取るネコであった。温厚な人柄だが酒好き。大勢に従わず、ひと味違った捜査の仕方をするので、人は"横這いのカニさん"と呼ぶ。その北多摩署の管轄で殺人事件が発生した。被害者は40位の男性で股間を露出して殺害されていた。だが、そこにあるべきものが見あたらなかった。そして第二、第三の事件が・・・。犯人は痴女か?痴漢か?


北多摩署の"ウマさん"こと相馬刑事は、長い顔・しゃくれた顎にやさしい目をもつ心優しき独身刑事。偶然出会った女子大生・加菜子と共に一泊バスツアーに参加したのだ。楽しいはずのツアーがそこに、強盗が?そして、警察手帳を盗られてしまう。あくようされる警察手帳、匠に偽装された殺人、事件は思わぬ方向に広がってゆく。