沖縄旅行中の野原一家。ふとしたことからシロのお尻に謎の宇宙人“ケツだけ星人”が誤って地球に落とした爆弾がくっついてしまった! 宇宙監視センターUNTIUnder Nature Team Inspection・通称ウンツィ)は、爆弾の回収に動き出す。のほほんとカスカベに帰った野原一家だが、「UNTI」からシロにくっついた物が地球をまるごと吹き飛ばす破壊力を持った爆弾である事、シロから絶対に取り外すことが出来ないことを知らされる……。

5歳児のまま迎えた映画15周年! クレヨンしんちゃん新時代の幕開け! 記念すべき映画15作目には、超豪華スペシャル・ゲストの参加が決定! “必殺”シリーズのクールなキャラクターで一世を風靡した京本政樹さんをはじめ、主題歌にはSEAMOさんを迎えます! 更にパワーアップした内容で子供から大人まで世代を超えて楽しめる一大エンターテインメントです!!(作品資料より)

1974年、東京。江東区枝川でサンダル工場を営む叔父夫婦のもとに身を寄せるリ・アンソン一家。難病に冒された幼い息子チャンスの治療のために京都から出てきたものの、医師の下した診断は厳しく、さらに多額の費用が必要なことがわかり、乱闘騒ぎをきっかけに親友になった元国鉄職員の佐藤と命がけの計画を立てるアンソン。妹のキョンジャは稼ぎのいい芸能界に飛び込むが、人気俳優の野村と出会い恋に落ちて…。

68年の京都でエネルギッシュに青春の日々を送った『パッチギ!』のアンソンとキョンジャの兄妹が帰ってきた。大人になった彼らはさらなる厳しい現実に立ち向かうことになる。日本の植民地時代に生きた2人の父親の若き日の姿も交え、親子三代にわたるドラマが展開するが、それは「在日」の人々の物語にスポットを当てると同時に、非「在日」も含めた矛盾だらけの日本の姿も痛烈に浮かび上がらせる。ありきたりな続編ものとは一線を画し果敢に攻め続ける井筒和幸監督は、徹底的に生きることを肯定する。何が何でも生き延びてやるという必死さこそがパッチギの心意気なのだ。新たに主役に抜擢された井坂俊哉と中村ユリも好演。

東京・下町。うだつの上がらない二つ目の落語家、今昔亭三つ葉は、ひょんなことから落語教室を開くことになる。生徒は、美人だが無愛想で口の悪い五月、口は達者だが関西弁のためクラスになじめない少年・村林、そして、元野球選手の湯河原。3人は言い争ってばかりだったが、少しずつ上達していく。ある時、村林はいじめっ子と野球対決をして負けてしまう。悔しがる村林に、いじめっ子を落語で笑わせてやれ、と三つ葉は提案する。

国分太一というアイドルが主演しているが、ステレオタイプの主人公の青春ストーリーとは一味違う。平山秀幸の演出は、夢を追いかける裏側にある苦しみと喜びを、地に足のついた視点で丁寧に描いている。落語という、若者文化の中心から外れた伝統芸能と、それを取り巻く下町の風景。これが、誇張されず、かつ、いい風景を切り取っているのが嬉しい。国分太一の落語も、撮影が進むごとに上達していったのがよく分かる。これを観て、落語の艶っぽい魅力に触れるファンも多いのでは? ベテラン、伊東四朗の落語もさすがだが、子役の森永悠希のこまっしゃくれた噺家っぷりは見事。将来が楽しみだ。監督は、『愛を乞うひと』で絶賛された平山秀幸。

壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。

メキシコの名匠、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が放つ衝撃のヒューマンドラマ。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、異なる事件から一つの真実が導かれていく。複数のストーリーがひとつに収束していく展開は、『アモーレス・ペロス』~『21g』をより発展させたものといえ、監督三作目にして、“イニャリトゥ流”の確立がなされたともいえよう。第79回アカデミー賞において助演女優賞にノミネートされた菊地凛子の存在感のある演技は評価するに値する。最優秀作曲賞を受賞したグスタボ・サンタオラヤのスコアも素晴らしい。

太平洋に浮かぶ“神海島(こうみじま)”。古くからそこには、海の底に眠る古代遺跡“海底宮殿”と、300年前に実在した2人の女海賊が遺した財宝の伝説が語り継がれていた。神海島へバカンスに訪れたコナンたち一行は、財宝探しに集まったどこか不審な影のあるトレジャーハンターたちと出会う。そんな中、海底宮殿を探検していたハンターの1人が、鮫の群れに襲われ死亡する。事件のにおいを感じ、コナンは捜査を開始する……。

青山剛昌原作「名探偵コナン」は、週刊少年サンデーで絶賛連載中の大人気スーパーコミック。よみうりテレビ・日本テレビ系列で大人気放送中のアニメシリーズ、そして、GW恒例の劇場版シリーズは、2006年にともに10周年を迎え、高視聴率、大ヒットを記録した。そして2007年。コナンシリーズの新たな歴史がスタートする。最新作「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」は、本格推理はもちろん、歴史ミステリーと冒険アクションが満載の、ゴールデン・ウィーク最高のエンターテインメントだ。スクリーンでしか味わえない迫力のスケール感を、絶対に見逃すな!(作品資料より)

ニューカッスル・ユナイテッドの人気選手となったサンティアゴ。ロズとの結婚式の準備も着々と進んでいたサンティアゴに、レアル・マドリードへの移籍の話が舞い込む。反対するロズを説得し、マドリードに移り住み、ベッカムやロナウドらチームメイトに迎えられた。しかし、豪邸のような家を買い、高級車を乗り回す彼を、ロズは複雑な気持ちで見つめていた。ある日、サンティアゴの前に弟だと名乗る子供が現れた。

スタジアムの興奮をリアルに再現した『GOAL』シリーズ。2作目は、ニューカッスルに入団したサンティアゴが、選手としての本物の夢を叶えるまでの中間地点。目の前にあるチャンスと恋人とに板ばさみにされ悩んだり、生き別れになった母が現れたり、心の葛藤と成長がある分、シリーズ3作中、最もドラマティックと言えるかも。現実にサッカーの世界では、国際的チームに移籍し高額の契約金を手にした途端、周囲にちやほやされて、堕落していく選手も多いとか。出演は、前作に続きクノ・ベッカー、スティーブ・ディレイン、アンナ・フリエルほか。実際のレアル・マドリードの選手も多数出演している。特にベッカムは活躍しているので注目。

東京で働く咲子は、母の入院の知らせを受け、久しぶりに徳島に帰郷する。母子家庭で育った咲子は、気が強く何でも一人で決めてしまう母に寂しさを感じていた。咲子は医師、寺澤から母が献体を希望していることを知り、いらだちは募る。ある日、母の友人から箱を手渡される。中には、死んだと聞かされていた父から毎年届いていた手紙の束が入っていた。隠された母の恋を知った咲子は、東京に戻り、両親の思い出の場所を訪ね歩き…。

さだまさし原作の同名の小説を、『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督が映画化。さだが長年来見つめ、楽曲や小説で描いて来た、故郷への思い、親子の絆という、人間の普遍的なテーマが本作も根底に流れている。そして、眉山と言えば徳島、徳島と言えば、毎年8月に行われる阿波踊り。本作では、地元から14200人ものエキストラが集合し、阿波踊りシーンを再現。本物さながらの熱気をスクリーンで体感することが出来る。出演は、松嶋菜々子、大沢たかお、宮本信子ほか。本作が10年ぶりの映画出演となる宮本信子は、文楽を愛する気丈な江戸の女を凛とした表情で演じきっている。レミオロメンが歌う主題歌が、作品に余韻を残す。

昭和19年秋。太平洋戦争で不利な戦況の日本軍は、最後の手段として戦闘機に爆弾を搭載し、敵艦に体当たりする特別攻撃隊を編成。鹿児島県の知覧飛行場はその特攻基地となった。軍指定の食堂を構え、飛行兵たちから慕われていた鳥濱トメは、特攻に志願した彼らを引き止める事も出来ず、戦地へと赴く若者との別れを幾度も経験する。やがて終戦を迎えた日本で、特攻隊員の生き残りと遺族は思いがけない過酷な試練を経験する事になる。

長年「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメと親交を深めてきた作家・石原慎太郎が製作総指揮と脚本を手がけた本作は、国を守る為、懸命に生きた若き隊員たちの苦悩と、彼らの青春の輝きにあふれている。特攻隊員役の徳重聡、窪塚洋介、筒井道隆は、本作の撮影のために自衛隊で訓練を積んでこの役に挑んだという。しかし、特筆すべきは鳥濱トメを演じた岸惠子。トメの、出撃する特攻隊員たちに注がれる本当の母親以上と言えるの愛情は、見る者を大きく、優しく包み込む。そして、その大きな愛に包まれた特攻隊員たちの命が尽きる瞬間、切なさと共に平和の尊さを改めて感じるだろう。

ゲゲゲの森で、鬼太郎は父親の目玉おやじ、猫娘、子なき爺、砂かけ婆ら仲間たちに囲まれ、のんびりと暮らしていた。そんなある日、人間の少年から助けを求める手紙を受け取った鬼太郎は、人間界へと赴く。一方、妖怪界でも大事件が起こる。ねずみ男が偶然迷い込んだ地下世界で見つけた、光り輝く不思議な石。宝石とカン違いし、人間に売り飛ばしてしまったそれは、悪しき妖怪の幾千年もの怨念が宿った<妖怪石>だった…。

水木しげるの国民的妖怪マンガを、豪華キャストと最新VFXで実写映画化。鬼太郎役のウエンツ瑛士を始め、そうそうたる俳優がおなじみのキャラクターに扮する。原作のイメージに忠実なキャスティングの妙は、なかなかの見ごたえ。ちなみに目玉おやじの声は、全アニメシリーズで同役に扮した田の中勇。3DCGとなった目玉おやじは、なんと瞳孔まで動き、より表現力豊かなキャラクターになっている。鬼太郎の妖怪大裁判、未知なる夜見の国へ向かう妖怪機関車などのエピソードは原作から抽出したものだが、ストーリーはまったくのオリジナル。鬼太郎の淡い恋も見どころ。またVFXでは、『少林サッカー』を手掛けた香港のCGプロダクション「セントロ・デジタル・ピクチャーズ」も参加している。

今やピーター・パーカーの人生は順風満帆そのものだ。スパイダーマンとしてはNY市民にヒーローとして愛され、大学では成績トップ、ブロードウェイ・デビューを果たした恋人MJとの関係も良好で、ついにプロポーズを決意する。ところが、謎の黒い液状生命体に取り憑かれ、復讐と憎しみの感情に支配されたブラック・スパイダーマンになってしまう。そんな彼の前にこれまでになく手強い敵サンドマンとヴェノムが表れる…。

誰にだって他人の助けが必要になるときがある。たとえスーパーヒーローであっても。そのことに浮かれた心は気づかない。ゆえに恋人も友情も、本来持っていた優しい心も失いかけるピーター。シリーズを通して親友ハリー、恋人MJも含めた3人の成長物語を描いてきたサム・ライミ監督は、今回、彼らにそれぞれの心の闇の部分を見つめさせる。憎悪、失意、焦燥、悔恨の情を経て課せられる最大のテーマは「許す」こと。そして新たな運命の岐路に立つ彼らの選択と決意を描く。1作ごとにスケールアップを図ってきた大ヒットシリーズ第3弾は、もちろん凝りに凝ったCGIで見せるサンドマンやヴェノムの闘いぶりも圧巻で文句なく楽しめる。