前作で、不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返した孤高の海賊ジャック・スパロウ。自由な大海原に船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。それは、今から13年前のこと…ジャックはブラックパール号の船長となるため、自らの魂と引き換えに、船乗りたちが最も恐れる“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わした。そして今、その“契約期間”は終わり、ジャックの魂を取り立てるため、巨大な闇の力が海底をうごめいていたのだ。“悪魔の裏もかくことのできる男”といわれたジャック・スパロウだが、今度こそ彼の命運は尽きようとしていた…。

世界中で驚異的な大ヒットを記録し、空前の海賊(パイレーツ)ブームを巻き起こした世紀のアドベンチャー巨編『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第二弾、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』。全世界待望の映像プロジェクトのために、前作『呪われた海賊たち』のスタッフ&キャストが再結集した。本作では、ジャック・スパロウの秘められた過去と、彼の生涯最大の敵、“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズとの宿命の対決の物語が描かれる…。謎と限りないロマンに満ちたカリブ海を舞台に、前作を遥かに凌ぐエキサイティングな冒険が、空前のスケールで繰り広げられる!史上最強のエンターテイメントがここに誕生する。(作品資料より)

時は19454月。青年が、一隻の潜水艦に乗り込んでいく。彼の名は並木浩二。戦況苦しい日本を前に、自ら志願した極秘任務を果たそうとしているのだ。野球ボールを握る彼の胸に、思い出が去来する。高校時代、甲子園優勝投手として周囲の注目を集め、大学に進学したこと。大事な肩を痛めたこと。しかし夢をあきらめなかった日々。そして日米が開戦。同級生らが志願しはじめ、並木も海軍への志願を決める。彼の任務は人間魚雷“回天”としての、敵艦への激突だった。

『半落ち』の佐々部清がメガホンを執り、再び横山秀夫の小説を基に映画化。仰々しさに陥ることのない演出で、人間ドラマを細やかに紡ぎ、感動を喚起させる。『半落ち』原作・監督コンビに加え、脚本を日本映画界が誇るふたりが担当しているのも見逃せない。作品の土台を、『たそがれ清兵衛』の山田洋次と、海外でも高く評価された『うなぎ』の脚本家・冨川元文が、きっちりと作り上げている。主演の市川海老蔵は、満を持しての映画デビューで、戦争に身を投じた青年・並木を熱演。並木と想いを寄せ合う女性・美奈子を演じた上野樹里も、これまでのイメージとは違う表情を見せる。戦争を通じ、生きる意味を深く問いかける大作。

東京・福生市。高校を卒業した志郎は“とりあえず”ガソリンスタンドで働く日々。自分を「グランマ」と呼ばせるアメリカかぶれの祖母は、“必需品”を連れてよくスタンドを訪れている。そんなある日、ガソリンスタンドに新たなバイトとして乃里子が入ってきた。彼女と一緒に過ごす時間が増えるにつれ、志郎は乃里子に、これまで味わったことのない感情を抱くようになる。一方乃里子も志郎の優しさに魅かれるようになり…。

原作は谷崎潤一郎賞を受賞した山田詠美の短編集「風味絶佳」の中の、同名の短編。このベストセラー恋愛小説を、『冷静と情熱のあいだ』の中江功監督の手で見事に映画化した。なんといっても素晴らしいのが脚本だ。元々傑作といえる原作をベースにオリジナルの要素も加えられているが、このオリジナル部分がストーリーの陰影を鮮やかに浮き上がらせている。主演の柳楽優弥は、素朴な魅力で志郎を好演。特に目を使った演技は秀逸だ。ヒロイン役の沢尻エリカの瑞々しい演技も光る。2人を見守るグランマ役の夏木マリの存在感はさすがの一言。“本当の恋”の甘さと辛さを思いっきり味わえる、珠玉のラブ・ストーリーが誕生した。

ヒビノ・ミライとして、地球の平和を守っているウルトラマンメビウスに、最大のピンチが訪れる!!時をさかのぼること20年。ウルトラマン、セブン、ジャック、エースのウルトラ兄弟は究極超獣Uキラーザウルスを倒す。マイナスエネルギーを封印するが、そのためにはウルトラマンへの変身能力を失うファイナル・クロスシールドを使わなければならなかった。そして現代。策略にはまったメビウスが捕らわれの身に。人類に降伏を迫る宇宙人連合。もはや地球を救うヒーローはいないのか!?

1966年、今なお人気の尽きない永遠のヒーロー、「ウルトラマン」の放送が開始された。「ウルトラQ」に続いて始まった、この大ヒット空想特撮シリーズも、誕生40周年。現在も最新シリーズのメビウスが放送されており、まさに世代を超えたヒーローとなっている。本作は、メビウスに夢中の子供から、かつてウルトラマンやウルトラセブンに熱狂した大人たちまでをトリコにする作品。現代のヒーローと伝説のウルトラ兄弟の、スクリーンでの競演は圧巻。また初代ウルトラマンのハヤタ隊員を演じた黒部進らの出演、ウルトラ兄弟の復活&星人たちのバトルが、ファンの胸を熱くする。監督は、これまでにも映画とテレビの双方でシリーズの演出を手がけている小中和哉。

過激なカーレースで3度も逮捕され、カリフォルニアにいられなくなった高校生ショーンは、軍人の父を頼って日本にやってくる。幼い頃に別れたきりだった父との暮らし、言葉や文化の違いに戸惑うショーンだったが、アメリカからの留学生仲間に連れられ、深夜の立体駐車場へやってくる。そこはスピード・フリークが集まるアンダーグランドのレース場。ショーンはヤクザとつながりを持つDK.とさっそく勝負するが、ドリフトを知らない彼は惨敗してしまう。

人気シリーズの3作目は、なんと東京が舞台。モデルも務める俳優ルーカス・ブラック、映画初出演のナタリー・ケリー、最年少ラッパーのBOW WOWと、キャストも一新された。ほんの1カットながら“ハンサム・ガイ”役で妻夫木クンが登場したりと、サプライズ・ゲストも見逃せない。それにしても、路上の撮影許可が下りないと有名な東京で、よくもこんな派手なカーアクションが撮れたもんだ…と思いきや、なんと渋谷の街をLAのダウンタウンに再現してしまったそうな。ハリウッド映画って、やっぱりスゴイ。一流スタントマンによるドリフトシーンも最高にクール!映画の最後に「マネしないでね」と出てくるが、こんなの誰もマネできません。

ミュータントを導くための学校エグゼビア・スクールの主催者、チャールズ・エグゼビアはグレイ家を訪ねる。両親は、一人娘ジーンが病気だと思い世間に隠していた。しかし、彼女は世界最高のミュータントパワーの持ち主のエグゼビアをはるかにしのぐ能力の持ち主だった。それから10年後。大企業ワージントン社の社長の息子、ウォーレンは、自分の背中に翼が生え始め、誰にも言えず悩んでいた。彼が自分の手で翼を切り落とし、手と体が血で染まっているのを父親に見られ、父親は息子がミュータントであると確信する。

大ヒット作、『XMEN』シリーズがついにクライマックスを迎える。時間軸の描き方がこのシリーズのたまらない魅力だが、3作目もそれは健在。前作のラストでメンバーを洪水から救うために犠牲になったジーンの過去から始まるなど、オープニングからXMENワールドにどっぷり嵌ってしまいそうだ。監督は、『ラッシュアワー2』のブレット・ラトナー。彼もこのシリーズですっかりヒットメーカーとなった。主演は、ヒュー・ジャクマン、ハル・ベリー、ファムケ・ヤンセンらの他、今後のハリウッドを担うティーンアクターを起用しているのにも注目。エレン・ペイジは、『ハード・キャンディー』でも難しい演技に挑戦しており、今後ブレイクの期待大だ。

フィラデルフィア郊外のアパート。住み込みの管理人クリーブランドは、日々雑用や修繕に明け暮れていた。そんなある夜、中庭のプールに女性が潜んでいたのを発見したクリーブランドは、彼女を自室に連れ帰って休ませる。まだあどけなさの残る美しい彼女が一体どこからやってきたのか、何者なのか、“ストーリー”という名前以外は何もわからない。その謎を解く鍵は、意外なところにあった。韓国人の女子大学生が語る東洋の伝説に、彼女が奇妙なほど合致していたのだ。そしてすべては、伝説通りに動き始める……。

『シックス・センス』の1作で、ハリウッドの寵児となったM.ナイト・シャマラン最新作は、監督が2人の娘を寝かしつけるため、即興で語っていた物語から生まれた。これまでも自作に顔を出していた監督が、初めてメイン・キャラクター(作家のタマゴ役)で登場。退屈な日常に突如として不可思議な存在が現われ、ごく普通の市民が奇跡を体験する筋書きは、『未知との遭遇』を彷彿とさせる。舞台となるアパートには何の変哲もないが、そのすべてが一から組まれたセットだとか。住民の個性まで伝えるインテリアに、是非ご注目を。主演は『シンデレラマン』でオスカー候補となったポール・ジアマッティ、『ヴィレッジ』で一躍注目を浴びたブライス・ダラス・ハワード。ちなみに彼女、ロン・ハワード監督と女優シェリル・ハワードの娘というサラブレッドだ。

シカゴの病院の医師であるケイトは、湖畔に立つガラス張りの家から引っ越すことになった。家を出る時、次の住人に宛てて手紙を残した。「郵便物の転送をお願いします。玄関の犬の足跡は元からありました」。新しい住人アレックは、玄関を見たが犬の足跡はなかった。しかし翌日、迷子の犬がやってきて、ペンキで足跡をつけた。アレックは、このことをケイトに手紙で知らせる。数回の手紙のやりとりからアレックは、ケイトが2年後の世界にいることを知る。2人の不思議な文通は続き、やがて愛し合うようになる。

韓国映画の名作、『イルマーレ』をハリウッドがリメイク。主演は、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。『スピード』で“異常な状況で恋に落ちた”二人が、本作では、時間を越えた恋人たちの精神的な愛を演じる。ヨーロッパ作品のハリウッド・リメイクは、オリジナルより大味になってしまうもの。本作の場合、オリジナルがヨーロッパテイストの韓国映画であることと、舞台をNYLAではなく、シカゴにしたことが、他作品と一線を画す。また、監督アレハンドロ・アグレスティは、オランダを基盤に活躍してきたアルゼンチン出身の名匠。シカゴの街並みと風の動きを使い、せつない気持ちを巧妙に表現。大人のラブストーリーに仕上げている。

ハワイのオフロードをバイクで走っていたショーンは、偶然、大物ギャングのキムが検事を殺している現場を目撃してしまった。目撃者を消すため組織の魔の手が迫るが、ショーンはFBIエージェント・フリンの助けで危機を脱する。そしてショーンはフリンの護衛のもとロスへと向かい、キムの悪事を証言することに。2人は民間の航空機へと乗り込むが、それを察知したキムは、航空機に“暗殺者”――大量の毒ヘビを送り込むのだった。

殺人現場の目撃者を消し去るため送り込まれた数千匹の毒ヘビが、大空の密室と化したジャンボジェットを制圧して人々を襲っていく――そんな荒唐無稽とも思えるアイディアを映画化したパニック・アクション。コブラやガラガラヘビなど、色も形もさまざまなヘビたちが、通路をうごめき、荷台からぶら下がり、そして牙をむく。ヘビがあふれかえる狭い機内の様子は、生理的な嫌悪感を覚えてしまうほどだ。主演はサミュエル・L・ジャクソンなのだが、彼の演技もまさにヘビに“食われている”状態。ところどころにユーモアを織り交ぜて笑わせてくれるが、それでもヘビが苦手な人には相当ヘビーかも!?それほどまでにヘビが満載された作品だ。

美大を目指して浪人中の歩太と、一足早く大学に入学した夏姫は、親も公認の似合いのカップルだ。しかし、歩太は満員電車で出会ったどこか陰のある見知らぬ女性に密かに恋心を抱いていた。ある日、精神科に入院中の父の病院で、その女性と再会する。父親の新しい主治医である彼女は、春妃といい、夏姫の8才上の姉だった。ある日、春妃は歩太を呼び出し、「あなたに他に好きな人がいるのではないかと心配している」と言う。歩太は思わず、「僕が好きなのはあなたです」と打ち明ける……。

94年に刊行されて以来、100万部を突破した村山由佳原作のベストセラーが、今、旬の俳優をキャスティングし、満を持して映像化される。今後の生き方に迷う歩太を『チェケラッチョ!!』の市原隼人、そんな歩太に、「自分の幸せだけを考えて」と優しく言う春妃を『UDON』の小西真奈美が演じる。19才の迷える少年が大人の女性に出会い惹かれていく姿が微笑ましい。撮影の多くは京都で行われ、背景に見える街並みや寺院など、作品全体を通して和のぬくもりが感じられる。